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テラロックネクスト

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テラロックから派生!ネクストステップをリポート。
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成長を続ける中国 多様化するニーズを掴め

2月19日に開催した第2回テラロハウスのテーマは「コロナ後、成長を続ける中国に香川を売り込むには」。中国経済の成長率は2020年通年で2.3%増となり、主要国が軒並みマイナス成長のなかプラス成長を続けた。 その中国の首都、北京で04年から美容事業を経営する朝倉 禅さん。中国人顧客の要求の一歩先を提供する「ASAKURAスタイル」は、自身がプロデュースしたショーやファッション誌との連携により中国美容業界に浸透した。美容業界にとどまらず、中国向け香川県PR事業のディレクターとし

水族館に新たな価値を コロナ禍誕生の四国水族館

2月12日に初開催されたテラロハウスのゲストは、四国水族館開発代表の流石学(さすがまなぶ)さん。四国水族館(香川県宇多津町)は、2020年6月にオープンした四国最大級の水族館。太平洋の黒潮や瀬戸内海の(鳴門)渦潮のエリアを設け、1万4千の生き物が四国の海や河川の織りなす景観を再現する。四国水族館の運営会社を率いる流石さんは、「四国水族館を四国の観光拠点のような場所にしたい」と話し、四国各地の水族館のネットワークを構築すべく奔走している。これまでにない水族館のあり方に挑む流石さ

主体性を持ち続けて 年齢、肩書に意味はない 公務員、経営者、記者が若者に語る

「結局、何をしたいか、自分がどうありたいか。これがないと楽しめない」。7月9日、高松市のイベントスペース「SUNABACO TAKAMATSU」で、香川大の3年生が仕事について考えるために企画したトークセッションがあった。登壇したのは、多様な人が集まる交流会「テラロック」を主宰する四国財務局の寺西康博さん(34)、ことでんグループ代表の真鍋康正さん(43)、共同通信社高松支局記者の浜谷栄彦(45)。オンラインで参加した約40人の中心は女子大生。うら若き女性の悩みと質問におじさ

テラロック2nd番外編~運営メンバーのさまざまな挑戦~

 第2回もほぼ盛況に、しかも随分とまとまりのある会として終わったテラロック。第1回と大きく異なるのが、多彩なメンバーで構成された運営チームの存在だ。それぞれが、普段の仕事では経験することのない役割を持ち、新たな挑戦をした。イベントレポート番外編として、その活躍の一部をお届けする。(ジョニー田中) 自分の役割に全力で向き合う~川口恭輔氏~ 会の冒頭で流れたムービーの作成を担当したのが川口恭輔氏。島で暮らす町職員だ。主催者寺西康博氏も認める心の熱さに加え、「当たり前を疑う力」が

家業×ベンチャーマインドで香川に新しい風を、異色の銀行員の熱き想い

9月13日、テラロックの番外編「テラロックネクスト」が高松市のWith Café(ウィズカフェ)で開かれた。7月のテラロックでピッチした銀行員の安川幸男(やすかわ ゆきお)さんが、自ら主導するプロジェクト「アトツギベンチャー」を熱く語った。安川さんは、バーテンダー、競馬予想士、出版社社員、IT企業社員、県庁職員など多彩な職歴を持ち、それぞれの肩書で新規プロジェクトを企画・実行してきた異色の銀行員。シルバーフレームの眼鏡がよく似合い、少年のようによく笑う。エネルギーがみなぎって