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SUNNY LOG NOTE(サニーログノート)のすすめ

2022年3月より、いろは出版株式会社から「SUNNY LOG NOTE(サニーログノート)」が発売されました。

3つのログフォーマットに沿って、好きなときに自由な内容を記録。
手帳とノートの中間のような使い方ができます。

今までありそうでなかったフォーマットは、どのように使おうか考えるだけでワクワクします。
一方で、自由度が高いぶん使い方を悩む方も多いのではないでしょうか。

今回はSUNNY LOG NOTEの実物と、使用例を紹介します。


仕様

表紙

A5サイズ「DAILY LOG&REVIEWING LOG」と、B6ミニサイズ「SMALL LOG」の2冊に分かれています。

DAILY LOG~の表紙は5色展開です。

画像は公式サイトより引用

・イエロー
・シェルピンク
・ペールアイリス
・フォーンブラウン
・アーモンドグリーン

SUNNYシリーズの手帳・ノートはどれも表紙やカバーの色がきれいで、主張が強すぎないのが魅力です。
今回はシェルピンクを選んでみました。

紙製ながら分厚く、マットフィルムを採用しているため傷つきにくいです。
バンドとスピン(しおり紐)が1本、サワーゴールドの箔押しがさりげなく華を添えています。

SMALL LOGは凹凸のある白っぽい特殊紙。
綴じ紐の鮮やかなイエローがSUNNYらしいです。
こちらにもロゴの箔押しが施されています。

DAILY LOG&REVIEWING LOG(A5サイズ)

中表紙を挟んで、見開きのインデックスページがついています。
180度開くので書きやすいです。

DAILY LOG本文(93ページ、約186日分)。
1ページにつき2日分書けます。
日付は入っておらず、好きな日に書けるのは嬉しい仕様です。

左がドット罫、右が方眼になっています。
薄いグレーで印刷されているため、文字やイラストの邪魔をしません。

雨の日に頭痛がするなど、天気はその日の状態とリンクすることがあります。アイコンに印をつけておくと気づきを得られるかもしれません。

REVIEWING LOG本文(13ページ、39枠分)。
1ページにつき3枠、コンパクトにまとまっています。
シンプルながら整ったフォーマットにこだわりが感じられます。

カテゴリ別にチェックボックスが用意されているので、内容を把握しやすいです。
左のマスは月曜始まりで、1ヵ月・1週間どちらでも使えます。
右の方眼スペースはちょっとしたメモに便利。

本文はややクリームがかった書籍用紙。
薄すぎず、しっかりした厚みがあります。
水性ペンは若干裏うつりが気になりますが、ゲルインクボールペンは問題ありません。

参考までに、SUNNY手帳の本文用紙・サンライズ手帳用紙は薄め。

SMALL LOG(B6ミニサイズ)

SMALL LOG本文(32ページ、450枠分)。
1ページにつき15マス、正方形の枠が用意されています。
右下にイエローで通し番号も振られています。

左上には小さな枠つき。
内容ごとにアイコンや印をつけられます。
こちらの本文も書籍用紙が使われています。

B6よりやや横幅が短いため、B6サイズの手帳に挟んでもすっきり収まります。
SUNNY手帳との相性はもちろんバッチリです。

DAILY LOGの使い方

テーマをいくつか設け、使用例を紹介します。

①読書記録

家にいる時間が長くなり、読書量が増えた方も多い昨今。
長々と記録するのが面倒でも、SUNNY LOG NOTEはサッと書ける量のスペースです。
ちょっとした感想や学び、読んでみて試したいことを書いておくと読書が身になります。

②健康記録

何となく試している健康食品や、なかなか続かない運動の記録もおすすめです。
書くことで身体の状態を確認したり、モチベーションにつながりやすくなります。

③活動記録

新生活が始まり、新しいことを始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。
何かひとつの活動について記録するのもおすすめです。

使用例では、社会復帰に向けての活動記録をつけてみました。
得た情報から次にとる行動、準備するものなどをメモしています。
記録を続けることでものごとが進んでいる実感が得られ、自信もつくはずです。

「次のアクション」を書くと行動がスムーズになる

DAILY LOGは左右の使い分けが悩みどころです。
今回は一貫して、「次のアクション」を右のスペースに書きました。

ものごとに対して事実や感想を書くだけでなく、

・さらに何をするか
・気になるもの
・工夫したいこと など

これらを考えると、次の行動がはっきりし、スムーズに取りかかれます。

REVIEWING LOGの使い方

REVIEWING LOGは、ハビットトラッカーとして使用例を紹介します。

①読書(1ヵ月)

1ヵ月の読書記録です。
左は読書した日をマークし、右にその月読んだ本を箇条書きしました。
読書量の多い方は書ききれないかもしれません。
特に良かった本や人に薦めたい本だけ書いておくのも良さそうです。

②美容・健康(1週間)

こちらは1週間単位で、美容と健康に関するトラッカーをつけました。
右のスペースで簡単な振り返りをして、次週につなげていきます。

③note(1ヵ月)

noteの投稿記録をつけるのも面白いです。
ログで振り返り、まとめのnote記事を書くといった使い方もできます。
逆に「SNSをお休みした日」を記録し、デジタルデトックスを図るのも良いです。

SMALL LOGの使い方

インプットをアイコン別に分ける

SMALL LOGはジャンル問わずに書くか、ひとつのことに特化して書くのがおすすめです。

使用例では、日々感じたことや気づきを1マスごとに書き、アイコンでカテゴリ分けをしました。

アイコンはSMALL LOGの巻頭に「KEY」と称した例が載っています。独自のアイコンを作っても良いです。

使用例では分かりやすくするため、独自のアイコンを使っています。

…見つけたこと・気になったこと
ふきだし…印象的な言葉・コピー
ハート…思ったこと
音符…気になった曲
感嘆符(!)…やりたいこと

一番持ち歩く手帳(ノート)とセットで

アンテナを張り、書き留めることで自分の考えていることや好み・傾向が見えてきます。
繰り返し思っていることを再確認したり、潜在的な感情に気づいたり、頭の中がクリアになります。

単体で持ち歩くか、一番使う頻度の多い手帳やノートとセットにすると思考を逃しにくいです。

外出中ですぐに開けない、もしくは家に置いておく場合は、気づきや思ったことをスマホのメモアプリやGoogle Keepなどに一時保存し、書ける時に書き移しましょう。

まとめ…ログをつけると見えてくるものがある

何となく過ごしたり、せわしない日々だと、せっかくの気づきを忘れてしまったり、モヤモヤを残したままになったりします。

今回紹介した使用例に限らず、何らかの記録(ログ)をつけることで見えてくるものがあります。
何気ない気づきから新たな楽しみを見つけたり、モヤモヤと向き合い次の行動につなげたり…。
頭の中がすっきりすると、心も軽くなります。

柔らかな色合いと、自由なフォーマットのSUNNY LOG NOTEを新年度の味方にしてみてはいかがでしょうか。


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