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【お知らせ有】毎年発見があるから見逃せない。日経WOMAN2023年手帳特集号

働く女性の生き方をテーマに掲げるビジネス誌「日経WOMAN(日経BP社発行)」。
今年も手帳特集号発売の季節となりました。

今回は2023年10月6日発売の最新号から、特に印象的だった内容や実際に試してみた手帳術を中心にお届けします。


印象的だった内容

例年以上に多種多様な実例が掲載されている今号。
特に印象に残った、手帳を通した考え方を引用します。

自分は『自らを分ける』…アンミカさん

自分は『自らを分ける』と書くとおり、自分を客観視できないと、本当の望みも、強みも弱みも分からないと思います

P16より引用

アンミカさんといえば芯の通ったポジティブ思考の持ち主です。
望みや強みを書き出すだけでなく、弱みも客観視して自分への理解を深めようという志の高さを感じました。

自分が笑顔でいられるための“ゆる目標”…ハラミちゃん

月ごとに自分が笑顔でいられるための“ゆる目標”を立て、それができればいいな、くらいを意識しています

P18より引用

YouTubeから一躍有名になったピアニストのハラミちゃん。
4歳の頃からピアノを始め、常に目標に向かってきたため“目標疲れ”をしてしまったのだそう。
笑顔でいられるためにどう在りたいか。自分自身にも問いかけたくなります。

日々達成感を味わいたい…リクルート・島村さん

大きな目標を実現するより日々達成感を味わいたい
(中略)手帳はその日のタスクをやり切って“今日もいい1日だった”と確認するための大事なツールです

P30より引用

「大手企業で活躍している人たちの手帳」記事内に登場するリクルートの島村真由美さん。
大きな目標を実現する達成感は何物にも代えがたいものですが、道のりの途中でくじけそうになることもあります。
1日1日達成感を積み重ね、味わうのであれば大きな目標を掲げなくてもできます。等身大の暮らしを大切にするために見習いたい考え方です。

実際に手帳術を試してみました

「これ、私もやってみたいな」と思える実用的な内容が見つかると、やはり嬉しいものです。
記事内から取り入れたい手帳術を独自に選び、試してみました。

①貼りものに2種のマスキングテープを愛用(P32)

mtの無地のマスキングテープ2種を使い、半券や子どもの絵を貼り付ける。
ポイントは黒の細いマステと、落ち着いた色合いのマステのみを使っているところです。
貼りものがメインとなり、ページがうるさくなりません。

無地で同色のマステがなかったため、ギンガムチェックやストライプで試しました。若干ポップです。
シンプルな組み合わせのマステでラフに貼る。簡単かつセンスの光る手法です。

②子どもの体調の記録(P34)

仕事とプライベートを一元化している手帳例も多く、特に子どもの体調の記録は病院にかかる際役に立つとのこと。
家族の健康管理は普段の様子から把握しているようで、記憶があいまいなこともあります。一言でも手帳に残しておくといざというとき参考になりそうです。

マーカーで色分けし、家族のイニシャルを書いて様子をメモ。
家族ごとに色やマークを決めておくと分かりやすいです
子どもの場合はちょっとした育児日記にもなります。

③地名の前に「マップポインター」を描く(P47)

地図アプリの現在地や目的地を指すアイコン、マップポインター。
これまで地名を記入する際推奨されてきたのが、「@(アットマーク)」を先頭に書く手法です。
しかしアットマークは意外と書きづらく、細かく書くとつぶれてしまうこともあります。
そこで、マップポインターに置き換えて比較してみました。

マップポインターは白抜きの穴を描き、黒く塗りつぶすだけ。書きやすい上によく目立ちます。
こちらの手法が載っている「線やマークのシンプル描き方アイデア」はいずれも手帳メーカーの社員さんが考えたもので、取り入れやすいものばかり。必見です。

手帳の色分けいろいろ

手帳を書く際、色分けをしている方も多いのではないでしょうか。
今号を読んだ限りでは、主な方法は以下の3つでした。

・ペンの色を分ける
・シールや付せんの色を分ける
・色分けせず、1色で書く

色分けをする場合は、多くても3色までと決めている方が多いようです。
分かりやすく色分けできると見やすい手帳になります。

一方で、色分けに手間がかかり書く行為が削がれてしまうのは本末転倒です。
見やすさより書く内容に注力したい場合は、無理に色分けする必要はありません。

大人かわいい最新文具の情報もたっぷり

今年は文具の特集が完全に分かれており、読者の方の手帳デコや、有識者の方々が選んだ最新文具の紹介も豊富に掲載されています。

例年以上に紹介されている文具が洗練されており、思わず手に取りたくなるものが多いです。

特別付録・ローラアシュレイ オリジナル万年筆

今号の特別付録は「ローラアシュレイ」のオリジナル万年筆です。

インクの表記はブルーブラックですが、紺色より明度が高いです。
軸は水色ベースの上品かつ愛らしい花柄。シルバー部分が映えます。

手帳特集号恒例の付録となった万年筆は、近年キャラクターものが続いていました。
その分今年はぐっと大人っぽいデザインに仕上がっています。

誌面上でも万年筆の使い方・書き方のレクチャー、実際に付録の万年筆を使って書かれたメッセージが掲載されています。

掲載のお知らせ

今号の記事「読者が愛用 人気手帳ランキング&活用術」のP24に、筆者の手帳を掲載していただきました。
今年からメインの手帳として使っている、高橋書店の「torinco11」を取り上げていただいています。

おわりに

10年以上日経WOMANの手帳特集を拝読していますが、毎年新たな発見・情報がたくさん得られると感じます。

今回紹介した以外にも、心に響く・取り入れたいと思える内容があるはずです。
手帳の楽しさを教えてくれる、これからも長く読み続けたい雑誌です。

通常版・ミニサイズ版をチェックしてみる↓


今後も手帳・文房具を楽しく使うための記事を予定しています。

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