より最適解を目指す~2025年の手帳6冊
9月に入り「ほぼ日手帳」が発売開始するなど、手帳売り場が賑わう頃となりました。
今回は主宰のおおやまが愛用している手帳と、使い方を紹介します。
手帳会議はマルマンのクロッキー帳で
2024年は途中でメインの手帳を交代し、4月始まりの手帳がいくつか加わりました。
そのため秋の時点では新しい手帳を購入する予定がありません。
代わりに使い方を見直すため、手帳会議をしました。
手帳会議に使ったのは、マルマンのクロッキー帳です。
鉛筆やシャープペンシルで気軽に書けるため、肩肘張らず考えていることを外に出せます。
現在の手帳と使い方を羅列し、それぞれどう使いたいか改めてじっくり考えました。
現在は手帳そのものより、使い方の最適解を求めている最中です。
2025年の手帳
ここからは、2025年3月までの手帳の布陣を紹介します。
1.ユメキロック セパレートダイアリー 月間+週間/伊藤手帳
年初は昨年から愛用していた高橋書店の「torinco11」を使っていたのですが、私情によりセパレートダイアリーに変更しました。
10年愛用している「ビジネスレザーファクトリー」のA5ノートカバーに本体リフィルを収めています。
前の部分は無印良品の「ノート・マンスリー」を差し込んでいます。
シンプルに支出記録をするだけです。
こちらがセパレートダイアリーのウィークリーとメモ部分です。
こちらはマンスリーとガントチャートのページ。
作業をしない日はピンクのマーカーで囲っています。
黄色とオレンジは家族の休み期間です。
ガントチャートは家族の予定のほか、このような項目を記録しています。
デコラッシュを引くと見た目が可愛く、気に入っています。
セパレートダイアリーは以前、テラス手帖の更新作業管理に使っていました。
改めて日常的に使うと、スケジュール・TODO・行動ログ(何にどのくらい時間を使ったか)を1冊で把握できる点が非常に便利だと実感しています。
現在は4月始まりを使っているので、年度が変わる頃また買うつもりです。
カバーの後ろはニトムズの「スタロジー 1/2イヤーノート」をセット。
こちらはOURHOMEのEmiさんが提唱する「マイノート」として使っています。
マイノートについては長いこと記事にしたいと思いつつ、できていません。
余裕ができたらアップしたいです。
2.ロルバーンダイアリー/デルフォニックス
春先、急にロルバーンが使いたくなり購入しました。
ミントグリーンの表紙から、鮮やかなピンクのチェックが覗いているのがお気に入りです。
内容は主にSNSの更新記録とメモです。
ちょっとだけ華やかにしたいので、リュリュの「WHOMEE フレークシール」をポイントに貼っています。
メモは今のところ、別のノートパッドに貼れるように片面筆記にしてあります。
フリーページの消化が遅いのを解消するべく、今月から「フリーランス日誌」と題して作業記録を書き始めました。
連用日記を買うより安く、続けていけば可愛い表紙のロルバーンを買う口実になるという目論見もあります。
3.ライツ3 小型版/NOLTY
見た目はトラベラーズノートのパスポートサイズですが、中にNOLTYの「ライツ3 小型版」というレフト式の手帳を挟んでいます。
以前能率手帳でオタク日記をつけていたのを読み返して、また書きたくなり春頃に購入。
ちょうどトラベラーズノートの使用頻度が減っていたのもあり、手に取る機会が増えて楽しく使えています。
あまり凝りすぎず、文章をメインにしています。最も私の素が出ている手帳かもしれません。
右のフリーページは、たまにグッズのシールやスクリーンショット画像を印刷したものを貼っています。
トラベラーズカンパニーのダイアリーを使いたい気持ちもあるのですが、フリーページが便利なのでしばらくこれに書くつもりです。
4.ダ・ヴィンチグランデ ロロマクラシック バイブルサイズ/レイメイ藤井
最愛のシステム手帳、ロロマクラシック。
艶が出てきて、購入時よりずいぶん味わい深いカバーになりました。
現在は主に、アシュフォードのリフィル「曜日無しデイリーダイアリー」にデコレーションを施した日記を書いています。
昨年の下半期だけ「ほぼ日手帳avec」で手帳デコをしたのが楽しく、どうせなら愛用の手帳で行いたい! とリフィルに移行したのです。
定期的にインスタグラムでアップしているのもあり、来年も続けていくつもりです。
ほかは主にパーソナルデータをリフィルに書き、少しずつ中身を充実させています。
画像は個人的に行ったワークのまとめを、スワテリエのステッカーとふせんで飾りつけしたものです。
最近はこのように、リフィルをちまちまとした文具で可愛くするのが好きです。
5.モダングレース ミニ6/アシュフォード
別サイズとして愛用中のシステム手帳。
今回手帳会議をして、最も使い道に悩んだ手帳でもあります。
以前はスケジュールやTODO管理に使っていたのですが、セパレートダイアリーに集約したことで用途に迷ってしまったのです。
そこで考えたのが、暮らしや美容のデータベースとしての使い方でした。
現在ものを減らすようにしており、余っていたマンスリーに捨てたものを記録。
メモリフィルにはメルカリの売却記録を書いています。
書籍やムック本から得た情報の覚え書きをノートにメモ。
そこからさらにリフィルに清書します。
モダングレースはリング径が13mmと、システム手帳の中では小さめです。
あまり分厚いリフィルを挟むとページが稼働しづらくなるため、ダ・ヴィンチのトモエリバー製のリフィルを採用しました。
KNOX(ノックス)のTODOリフィルを使って、読みたい本や映画のリスト作りもしています。
フリクションスタンプで×がついている本は、積読していたので思い切って手放したもの。
ほかの本は読了したら〇のスタンプを押します。
過去記事で「ユニボールワンPは挟めない」と書きましたが、フラップを閉じてリフィルとカバーの隙間に挿せば入ります。
6.ピアス M5/ノックス
持ち歩きの手帳を軽量化したくて買ったもの。
こちらもとても気に入っており、カフェに立ち寄って色々書くのが幸せなひとときです。
中身は雑記です。アイデア出しをすることもあります。
PLOTTERのスケール下敷には、スタバのシールをよく貼ります。
後方は100均のポチ袋に穴を開け、ミニレターセットとシール代わりのKITTAを入れています。
PLOTTERのペンホルダーリフターも欠かせません。
間には推しをプリントしたシール台紙をひっそり入れています。
2024年手帳のその後
ちいかわ コミックデザインダイアリー(B6)/アートプリントジャパン
昨年ハマった勢いで買ってしまった「ちいかわ コミックデザインダイアリー」。
GW前までは何とか埋めていたのですが、それ以降は空白です。
コマやふき出しに書いていくスタイルは面白く、書いた部分を振り返るとコロナやインフルエンザにかかっていた期間もコミカルに捉えられます。
ネックとなったのは、「ちいかわ」を選んだことでした。
見ているだけであれば何の苦なく楽しめるのですが、この作品はセリフ回しが独特。
普通の日本語を話せないちいかわやうさぎに日常会話を書くのは違和感があり、気軽に書けないのです。
原作コミックスから各キャラのセリフの傾向を掴み書いていましたが、長くは続かず。
手帳を書く時間自体減っているため、頑張って埋めるのは泣く泣くあきらめます。
おわりに
今回手帳会議をして感じたのは、以下のことです。
前に使っていた手帳から使い方が進化したり、システム手帳の中身が変わったり……。
あれこれ紙の上で試行錯誤する時間もまた、手帳と過ごす楽しさを味わえるのだとつくづく思いました。
また、新たな使い道を試みる中、手帳の中身を少しずつしか充実させられないもどかしさを感じていました。
ですが、無理に手帳を充実させようとしなくていいのです。
ゆっくり、楽しみながら手帳の中身を作っていくのが大事なのだと気づきました。
真新しい手帳にわくわくしている方、使い方を模索している方、これから手帳を探す方……自分なりの最適解を楽しみながら目指していきましょう!
◇
なお、手帳会議や手帳の使い始めに役立つ過去記事もあります。よろしければ併せてご覧ください。
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今後も手帳・文房具を楽しく使うための記事を予定しています。
また、来月10/1にKindle本「暮らしを照らす やさしい手帳のつかい方」を出版するため、現在鋭意制作中です。
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