東京時間、日銀金融政策決定会合では、市場予想通り当座預金のうち政策金利残高に対する0.1%のマイナス金利を維持すると決定。声明では「必要なら躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」「予想物価上昇率、再び上昇の動きがみられる」「経済・物価を巡る不確実性は極めて高い」などの見解を示した。ドル円は148.41円まで上昇。欧州時間、植田日銀総裁は「物価目標の実現が見通せれば、YCC撤廃やマイナス金利解除を検討」など述べたが、「マイナス金利解除への距離感がすごく動いたわけではない」とも発言。ドル円は148円台前半で堅調推移。NY時間、米長期金利が低下すると、ドル円は147.96円まで下押しする場面もあったが下値は限定的。日米金融政策差による押し目買いが入り148.41円近辺まで上昇。