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新規材料なし、日米金融政策差意識しドル円139円台で堅調。

【6/12相場概況】

東京時間、ドル円は朝方139.27円まで押しとなるが、その後は米利上げ観測が下支えとなり139.64円まで反発。欧州時間、ドル円は米10年債利回りの低下を受け139.06円まで下落。NY時間、6月(13-14日)FOMCでは金利据え置きとの観測が高まるが、7月FOMC(25-26日)では利上げの可能性が残るとの見方に、日銀金融政策決定会合(6月15-16日)では大規模金融緩継続との見方で、ドル円は139.76円まで上昇。

【6/13相場観】

日米金融政策差が意識される中、新たな材料はなくレンジ内の動きとなった。今週の米CPI・PPIやFOMC・日銀金融政策決定会合を控え様子見の展開継続。各発表の数値も気になるところだが、素直に反応しない場合もあるので、ワンテンポ遅らせての仕掛けくらいがいいのかもしれない。
 
テクニカル的には、一目均衡表は「三役好転」継続で上昇トレンドも継続。目先138.42-140.93のレンジ形成となっているが、さらに「三角持ち合い」形成にみえる。本日から週末にかけて、低ボラが続くとは考えにくいので、急激なレンジブレイクに警戒。
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20230613執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保

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