8. 気温の変化とともにワードローブ迷子になる季節がやってくる

季節の変わり目にいつも調子を崩している。前の記事にも少し書いたように自律神経が弱く、身体(特に末端部)が冷えたりほてったりだるくなったりするのだ。対策としては着るものや空調による温度調節や、寒いときにはゆっくりとした入浴が主なものになってくる。

いまは多くの人にとって衣替えの時期だと思う。私もこれから衣替えをしなければならない。冬物を少しずつ洗濯して、実家に置いてある春夏物と入れ替えて…そのために実家に帰るスケジュールを調整して…と地味に脳内のリソースを使う。

早く衣替えをしないと、体温調節に最適かつ気分とTPOに合った服装ができないので、焦るとまではいかないけれどソワソワしている。一応、いまのクロゼット内で対応できる組み合わせについては昨晩シミュレーションをした。

物欲というよりは体温調節とTPOを気にしているため、そしてコンプレックスのカバーにも気を取られるため、私は持っている服が多分人よりも多い。にもかかわらず「着たい服が見つからない」こともよくある。昨日も延々ZOZOTOWNとメルカリをループしてしまった。

「着たい服がない」というのはその日やる気の出ない理由に十分なりうる。だけど、今は冒頭に書いた通り調子を崩しているので体力の低下とともに判断力が落ちている。よって、いま服を買うのは我慢している。丈が合わないだとか、似たものをもう持っているだとか、着る機会があまりないだろうとか、顔映りが悪そうだとか、そういった理由のどれかを持ち出しては自制するのがこの時期の恒例となっている。

結局、衣替え騒動なるものは私の頭の中だけで起きている。もう少し他のことに頭を使うべきなのにとか、そもそもZOZOTOWNとか見なければいいのにとか、そう考えてしまうのも季節ごとのちょっと悲しいルーティーンだ。今はとりあえず冬物の洗濯だけはしておこう。

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