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なぜ相談するのか

「◯◯さん、さっきの件相談させてください」とよく言ってる気がする。社内で同僚への相談件数を計測したらトップに躍り出るのではないだろうか。

何も考えたくないから、相談してる訳ではない。わたしは自分ひとりの判断を信用してないだけだ。もっとよくしたいから相談するのだ。

たぶん、自分が長らくひとりで黙々とつくる環境にいて、常に誰かの意見に飢えていたからだと思う。他の人の意見と自分の意見を合わせると驚くほどブラッシュアップされる瞬間はたまらない。

自分と他の人のアイデアはなぜ異なるのか

そもそも、昨日のnote「同じ月を見ていたい」で書いたとおり、人によって物事の判断は異なる。

その理由は、見えてる範囲(視野)も、判断するときの立場や役割(視座)も、着眼点(視点)も異なるからだ。

だからこそわたしは他人をまきこむ。その方が成功の確度が上がる。

相談で、視野・視座・視点を拡張する

要するに人に相談することは、自分の思考を拡張することに繋がる。個人的には、思考プロセスも自分のものにしている感覚がある。相手の見えてる世界を擬似体験しつつ、そこに自分の思考をいれる感じだ。
※あくまで自分も主体的に考えることが前提である。他人に丸投げするのは単なる時間泥棒だ。

とは言え、本来ならばスキルとして視野・視座・視点というのは向上させねばならない。リーダーやまとめ役というのは質の高いそれらが備わってる必要があるためだ。

そのスキルをわたしは現場の人間であることをいいことに「相談」というツールを使って担保している。

もう少ししたらひとりでもよいジャッジができるようにしたい。そしたら他の人の時間まで拝借しなくてよくなる。
(反面、人に相談することで、あとで共有する手間が省けているという利点もあるので使いようではある)

読んでくれてありがとうございます!
「スキ」をもらえると元気が出るので、よかったらお願いします( ˘ω˘)

(photo by てろまつ)

#エッセイ #仕事

わたしをサポートしたつもりになって、自分を甘やかしてください。