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チーム同士で議論するとマイナスイオンが出る(かもしれない)

「へっぽこマーケターの日々」第4回。

わたしはデザイナー・エンジニアの部署に所属してるが、二者のどちらでもない。
強いていえばwebディレクターだろう。

以前はEC部門で販促施策のディレクションをしていた(SNS・商品企画・web制作をつなぐ役割があった)。

また、所属作家の専任担当でもない。さまざまな作家チーム横断で「ファンと繋がる方法」「売るための戦略」を作家担当と日々考えている。

※所属先の株式会社コルクは、小説家・マンガ家などのクリエイターのエージェントで、制作サポートや権利の管理、コラボ案件の窓口、作品グッズの企画販売、ファンコミュニティの運営をしている会社である。

前述のわたしの業務は、通称「ファンマネ」と呼ばれる大きな横断プロジェクトに紐づいている。
文脈に応じて「分析チーム」「マーケ担当」とも呼んだりする(呼称を分けて、言動や行動の背景が相手に見えやすくなればと思っている)

現状はまだ、顧客データの分析基盤を整えている段階なので、いろいろ動きも遅いのがもどかしい。
自分自身のデータ分析の知識も経験もまだ浅く、手探りなことが多いのも大きい。

やきもきはしつつも、今やるべきことは明確なのが救いになっている。

・さまざまなメンバーの知見の可視化
 - やることを固める(曖昧さがあると実行性が落ちるので)

・経験則からの脱却
 - データ収集・分析し意思決定者に分析結果を理解してもらった上で方向性を決め、現場が施策を考える

さまざまなチームと一緒に仕事をしてくるとわかってくるのは、ある作家チームのやってることが他の作家チームにも活かせることが多いということ。
わたしが伝書鳩になる場合も多いが、施策担当同士で話してもらった方が俄然いい。

一人のときよりアイデアのブラッシュアップが速くなるだけでなく、担当者が抱える不安を解消することにも一役買っているようだ。
コルクは小規模ゆえに一人で回すPJが多く、ファンマーケ的な領域はまだベストプラクティスが少なく、不安要素が多い。

共通のテーマで他部署同士話してもらうと、アイデアの練度が上がることで不安も減り、自信に繋がる。

そういうときの会議後の空気がとても好きだ。マイナスイオンでも出てる気すらする。

そうなることを目指して会議を設計するのは楽しい。最近そう思えてきた。

わたしをサポートしたつもりになって、自分を甘やかしてください。