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施策の目標設定は誰がするの?という話

「へっぽこマーケターの日々」第24回(前回は2/18更新)。

社内のあらゆる企画に、分析・マーケ担当として入るとき、「こうなればあなたのおかげですよ」というポイントはシンプルだ。

売上やそれに付随するKPIが増加したか、である。

しかし、何がどれくらい上がればよいのか、誰もわかっていないときが往々にしてある。

そもそも目標がぼんやりしていると、自分のやったことが成功なのか失敗なのか判断ができないだろう。個人的にここがすごくモヤモヤする。

逆に目標が明確であれば、リソースも目標に応じて振り分けることができ、他のタスクの進行具合とのバランスもとれる。

目標設定は誰がするのか?

そもそも、目標設定は誰がするのか?これは各企画の担当部署と言って異論のある人は少ないだろう。

ではどんな数値を設定すればいいだろうか。

残念ながら、データドリブンな組織でない限り、根拠のある数値を即座に出せる人は少ないのではないだろうか。ここが悩みどころである。

決める人、提案する人

なぜ即座に目標が出せないのか。それは、アクションに対する妥当な数値感覚がないことがひとつの要因となる。

そこで、一般的な数値や、社内の過去の類似アクションの結果など、目安になるような数値を基に目標を設定するように分析・マーケ担当は現場に促せばよい。企画担当者は提案を基に意思決定をする。

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これは担当部署がやって然るべきだろう、と思う場面は個人的には実はたくさんある。

しかし、メンバーに得意不得意もある中で、丸投げすることは現実的ではない。それこそが目標未設定に繋がるのだから。

共通の目的を持ち、足並みをそろえ、やり抜く。このことにおいて目標数値はプロジェクトの大小に関係なく効果を発揮するだろう。

そのためにも分析・マーケ担当は「お膳立て」も担っていくといいだろう。

わたしをサポートしたつもりになって、自分を甘やかしてください。