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#1351 子どもたちを苦しめる議題と幸せにする議題

学級会シリーズ第3弾。

今回は、学級会の重要3本柱の1つである「議題」について考える。
※学級会では「議題」「提案理由」「話し合う項目」が重要3本柱と呼ばれる。

学級会では、「議題」が司会から提示される。

この議題が話し合いの質を左右する。

議題は「どのようなものでもよい」というわけではない。

まず「学級の全員が話し合いたいもの」でなければならない。

つまり「話し合う必要性のある議題」が望ましい。

「個人が努力をすれば解決する」ような議題はふさわしくないのである。

なので「~という問題を解決する方法を決めよう」というような、クラスの問題・トラブル解決系の議題はあまりよくないと言える。

このような、学級のルールをつくったり、生徒指導に関するような話をしたりする議題は、子どもたちを苦しめることになる。

ルールをつくったり、お互いを注意したりすることになり、窮屈な学校生活になってしまうからだ。

※学級のほとんどの子供たちが「話し合いたい」と言うのであれば、このような議題でもOKである。


上記のような子どもたちを「苦しめる議題」がある一方で、子どもたちを「幸せにする議題」もある。

それは「学級の合言葉を決めよう」「お楽しみ会の内容を決めよう」「クラスのマスコットキャラクターをつくろう」のような議題である。

このような楽しくて創造的な議題は、子どもたちをワクワクさせ、結果的に子どもたちを幸せにする。

よりポジティブな意見が出て、よりよい学級になっていくからである。

ぜひとも、このような議題を扱うようにしていきたいものである。


今回は、学級会において取り上げるべきでない議題と、取り上げるべき議題を整理した。

これからの学級会指導に生かしていきたい。

では。

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