見出し画像

#1692 令和6年度の教育実践作戦note

いよいよ4月から、令和6年度の教育実践が始まる。

年度はじめにあたり、「ToDoリスト」ではなく、「作戦note」を書き記しておきたい。

そして、いつでも見返すようにし、初心を思い起こし、1年間を充実したものにしていきたい。

では、以下に教育実践作戦noteをまとめていく。


1日の連絡をデジタルで共有・連絡

朝の会では、1日の連絡をする。

その際、口頭だけの説明ではなかなか頭に入らない子供もいる。

そのため、デジタルで可視化するようにする。

教師の自己開示

朝の会の「先生の話」では、上述のような事務連絡だけではなく、プライべートな話もしていくようにする。

教師が自己開示することで、子供たちの「教師理解」を促進していきたい。

授業開始と終了の号令の廃止

号令は形式的になりがちである。

専科の先生の授業以外では、基本的に号令を廃止するようにしていく。

スムーズに自然に、授業を始めていけるようにする。

重要事項や訓話を話す際のスライドの活用

これは1つ目の「作戦」と同じ理由である。

説明を可視化することで、理解度を高めていく。

学級目標と行動目標と個人目標

「教師の願い」「子供たちの願い」をもとに、学級目標をつくっていく。

そして、曖昧な学級目標を達成するために、具体的な行動目標も設定するようにしていく。

たくさんの行動目標を設定してしまうと混乱するので、1つずつ設定し、1つずつ達成できるようにしていきたい。

そして、学級全体で意識する目標だけではなく、個人目標も設定してもらう。

週単位で個人目標を設定させ、振り返りも充実させていく。

筆記用具の用意と整理整頓の徹底

年度当初から、筆記用具の中身を、共通理解のもと揃えるようにしていく。

また、机やロッカーの中の整理整頓の習慣をつけさせていく。

ドリルの活用

漢字ドリル、計算ドリルを導入する。

年度当初は初めてのことが多いので、学校での確認・練習を徹底していく。

保護者向けにも文書を作成し、その文書をもとに子供の家庭学習を見守ってもらうようにする。

OPPシートを活用した授業実践

算数、生活などで「OPPシート」を導入する。

子供の記述を確認し、教師からのコメントを徹底するようにしたい。

「書かせっぱなし」で終わるのではなく、形成的評価が機能するようにしていく。

概念指導の継続

「見方・考え方」の創出・受容・転移を重視した授業デザインにしていく。

重要な「見方・考え方」は、「鍵」や「眼鏡」のような表現で教室内に掲示し、いつでも参照できるようにしていく。

「テストの重さ」を指導する

テストに向けての学習、テスト中の取組に力を入れる。

テストを軽く受け止めるのではなく、重く受け止めることの重要性を語っていく。

目的を明確にしたタブレット端末の活用

タブレット端末の活用が「手段の目的化」とならないようにする。

そのために、「活用の目的」「やってはいけないこと」を繰り返し伝えていくようにする。

対話指導

ペアやグループで対話するときの作法を指導していく。

「対話の際の心構え」や「対話の手順」を繰り返し指導し、身体化させていく。

時間いっぱいに書くことの徹底

「早く書き終わっても鉛筆を置かない」「理由や例をたくさん書く」ことの価値を繰り返し伝えていく。

空白をつくらず、時間いっぱい活動する習慣を身に付けさせていく。

読書量の確保

隙間時間に「自由帳」を書かせるのではなく、「読書」することを奨励していく。

「読書の効能」を繰り返し伝えていく。

コーチングと指導の境界線

「コーチングで問いかけるとき」「毅然として指導するとき」の境界線を明確にする。

指導の軸をブラさない。

「スルーによるヒドゥンカリキュラムの発生」に注意する。

コミュニケーション量の確保

全員に1日1回以上、話しかけるようにする。

笑顔でのコミュニケーションを心がける。

肯定・矯正フィードバックの徹底

「当たり前のこと」であっても、適切な行動を取り上げ、価値付けるようにする。

逆に、矯正すべきときは、躊躇わずに指導する。

子供たちへの「フィードバック」を欠かさずに行っていく。

行事等の目標設定・反省の継続

キャリアパスポートを活用し、行事等の節目では「目標設定」「評価・反省」を継続していく。

教師からのフィードバック・価値付けも徹底していく。

学級の発言力ヒエラルキーに留意する

「発言する子供の固定化」が起きないよう、挙手発言をできるだけなくすようにする。

「ホワイトボードへの記入」「列指名」などを取り入れる。

係活動の活性化

係活動を活性化させるため、相互評価ができるようなシステムを導入する。

また、教師も継続的に評価・フィードバックしていくようにする。


以上が、令和6年度の教育実践作戦noteである。

新しい作戦が思いついたら、適宜更新していくようにしたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?