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#549 振り返りで学びの再現性を生む

「振り返り」は何のために書くのか。

何のために記録するのか。

それは「学びを再現するため」である。

授業では、ある特定の内容を学ぶ。

そのときどきで学んだ内容は、偶発的に起こったことかもしれない。

しかしそれを偶発的な学びにしておくことは、もったいないことである。

その学びを別の場面、別の文脈で再現できることが望ましい。

いわば「活用」である。

学ぶことの意義は、「別の場面で活用するため」であると言っても過言ではない。

そのためには、学びを可視化することが大切である。

可視化しておくことで、後で見返すことができる。

可視化しておくことで、確認したり、共有したりすることもできる。

だから、記録するのである。

「振り返り」という形で残すのである。

大人もこれと同じことをしている。

「メモをとる」ということだ。

「学んだこと」を後で再現するためにメモをとる。

このように、子どもの学びでも、大人の学びでも、「振り返り」を書くことが重要である。

そして「振り返り」に残すことで、学びの再現性を生むことができるのである。

偶発的な学びを偶発的なままにすることなく、別の場面や文脈で活用することができるのである。

このことを念頭に置きながら、「振り返り」を書いたり、書かせたりしていきたい。

では。

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