#1450 学級会とクラス会議
学級活動における話し合い活動では、「学級会」と「クラス会議」を使い分けることが重要だ。
前者の「学級会」では、クラス全体に関わる議題を扱う。
「お楽しみ会の内容を決めよう」
「マスコットキャラクターをつくろう」などである。
このような学級会では、クラス全体で「合意形成」することが求められる。
一方、後者の「クラス会議」では、子ども個人の悩みや問題に関わる議題を扱う。
「宿題をいつやればいいのか」
「忘れ物をなくすにはどうすればいいのか」などである。
このようなクラス会議では、クラス全体でアイデアを出し合い、相談者が最終的に「意思決定」することが求められる。
このように、学級会とクラス会議では、扱う議題の種類や機能が異なるのである。
これを自覚し、子どもたちにも伝え、使い分けていくことが必要になる。
ぜひとも、学級会とクラス会議の両方を充実させていきたい。
では。
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