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#526 「主体的」かどうかは、「納得感」により決まる

主体的な学びはどのように実現できるのだろうか。

子どもが中心となり、子どもが問いを考え、子どもが立てた計画で授業が進むことだろうか?

それでは、教師が与えた問いや計画で進む授業は、「主体的」ではないのだろうか?

主体的かどうかを考える際は、子どもがその学習に「納得しているか」で判断すればよいと考える。

一部の子どもだけが全てを決めて進むような授業では、その他大勢の子どもは納得していない。

このような場合は、「主体的」とは言えないだろう。

一方、教師が問いや計画を与えたとしても、子どもたちがその学習の進め方について納得しているのであれば、それは「主体的」と言える。

ポイントは、「子どもが決めたか教師が決めたか」ではなく、「子どもが納得しているか」なのである。

なので教師は、子どもに納得してもらえるような授業展開を意識しなければならない。

それは子どもが決めた場合でも、教師が決めた場合でも同じである。

これからも、「納得感」を重視して、授業をつくっていきたい。

では。

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