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#390 いじめ指導には心のコップの話を

いじめ指導の話をする際は、心のコップの例え話をしよう。

人間の心には上向きのコップがある。

嫌なことがあったり、ネガティブな感情になったときコップに水が溜まっていく。

コップへの水の溜まり方には個人差がある。

全然溜まらない人もいれば、すぐに溜まってしまう人もいる。

問題なのはそのコップの水の量が、本人にも他人にも見えないということだ。

コップに水が満杯に溜まったとき、最後の一滴で水が溢れる。

このとき、人は自ら死を選ぶかもしれない。

そしてその最後の一滴は、他者から見れば何気ない一滴かもしれない。

そんなことで死を選ぶなんてバカバカしい!

と思う人もいるだろう。

しかし、本人からすればその最後の一滴が、コップから水が溢れる決定打だったということになる。

こんな例え話をすることで、たとえどんな些細なことでも、本人にとっては生死を分ける重大なときがあることを知れる。

ぜひ子どもに伝えていきたい。

では。

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