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オーストラリア編🇦🇺

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2017年12月〜2018年1月: タスマニア&メルボルン滞在記。
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過去のポジティブな部屋を眺めてみる

オーストラリア・メルボルン編-4 あれこれ語りながら、珍道中が続いた10日間。 公園の夜道で、指からするりと抜けて無くした大切にしていた指輪が後から奇跡的に見つかったりと、メルボルンについては今でもあのミラクルの密度は一体何だったんだろうと思っている。 ↑写真は公園で落としてしまい、夜にゴミ箱を漁りながら探したお気に入りの指輪。その姿を見た警察官2人組に君たち何やってるんだと注意を受けたものの、よくよく見るとその警察官の足元に指輪は落ちていた。警察官が現れてくれなかった

セントキルダのカフェと、内なる父

オーストラリア・メルボルン編-3 メルボルンの海沿いのエリア・セントキルダで ふらりと少しレトロな雰囲気のカフェに入った。 店では男性スタッフ2人が、ひたすら楽しそうに小さなコインか何かを、一体何がそんなに面白いんかってくらい楽しそうに投げ合って遊んでいた。ただコイン投げあってるだけ。はしゃぐ子どもみたいに楽しげなふたり。勤務中だろうが楽しくてたまらないあまりの彼らの無邪気さに、こちらもほんわかしていた。 彼らウケるなーあれだけ些細なことを楽しんでやってていい雰囲気だな

美味しいドネーション制の食堂・Lentil As Anything

オーストラリア・メルボルン編−2 (メルボルン珍道中編からの続き→)メルボルン空港で友人と合流し宿に荷物を置くと、友人達からオススメしてもらっていたドネーション制の食堂・Lentil As Anythingのabbotsford店に向かう。レンティルはメルボルンに3店舗、シドニーに1店舗あり、アボッツフォード店はメインのエリアから少し離れた閑静な場所にある。 慣れないメルボルンの電車に乗って辿り着くと、閑静な敷地内にひろがった芝生とアボッツフォード修道院と共に、Lenti

メルボルンでお気楽珍道中

オーストラリア・メルボルン編-1 タスマニア編からの続きとなる、 オーストラリア・メルボルン編。 2018年1月半ば。約1ヶ月のあいだお世話になったタスマニアのWombat Cafe’での日々に、出発の日がやってきた。同僚のトモコやオーナーのワカさん達と別れの挨拶を交わす。 初めてのタスマニアで、ホバート空港に着いてから早速両替しようとATMを使っていると、後ろから誰かに話しかけられた。振り返るとその方が迎えに来てくれたWombat Cafe’のウォーリックさんで、タス

こころの隅の想いに花咲かす。-2

オーストラリア・タスマニア編-6 タスマニアでは、先の道のりへつながるサインのような出来事も起きていた。滞在先のエコビレッジ内に、タスマニアの後に向かうスコットランドのフィンドホーン財団へ毎年通っているガーデナーの男性が住んでいたのだった。 旅先でフィンドホーン関係者に出会うのは初めてで、彼はタスマニアが冬で寒い間は北スコットランドでフィンドホーンの庭師をしているという独自の2拠点素敵ライフをしていた。 彼からフィンドホーンのあれこれや何のプログラムを受けるのがいいのか

こころの隅の想いに花咲かす。

オーストラリア・タスマニア編-5 日本から遠く離れた南半球の島、夏のタスマニアでフードバンの手伝いをしながら同僚のトモコや他のワーホリメンバー達と過ごした1ヶ月間の日々。 それは朝起きると、赤いビーツをジューサーでしぼったWombat Cafe’のワカさんお手製の新鮮な野菜ジュースを頂きシリアルを食べ、時には自分達で作ったりしつつも主にワカさんに「童たち!できたぞ〜。」と美味しいごはんを食べさせてもらいながら、やや体重が増加していくという愉しき健康生活だった。 食べるの

夜中の筋トレが止まらない〜Cygnet Folk Festival編〜

オーストラリア・タスマニア編-4 年末年始のFalls Festivalが終わった2018年の始まりは、祭りの後を味わいながらしばし穏やかなときが続いた。 週末に州都ホバートの街でのFrankoマーケットへの出店があったりしつつ、後は近くの海辺でピクニックしたり、滞在先のエコビレッジ内のカフェに行ったり。(と、おぼろげな部分の記憶に対して当時の写真が語っている。) ↑Wombat Cafe’のワカさんが作ってくれたマンゴーを使ったデザート。美味しいごはんやデザートを食べ

夏の音楽フェスで年越し〜Falls Festival編〜

オーストラリア・タスマニア編-3 2018年に向けての年末年始を挟んだシーズンにWombat Cafe’に参加することは、様々なイベントに関わらせてもらえる賑やかで面白いタイミングだった。 年末年始は日本のフジロックのようなキャンプイン2泊3日の音楽野外フェス・Falls Festival、その後はシグネットという可愛い街で行われるフォーク音楽をメインとしたCygnet folk festivalがあり、日々の週末はタスマニアの州都・ホバートの街でのFrankoマーケット

ワーホリ風味のタスマニア暮らし

オーストラリア・タスマニア編-2 タスマニアの日々は振りかえれば20代の頃、ワーホリに行こうか何度も考えたものの何ヶ月も日本を離れるのは…とトライしないまま、それでもどこかで憧れや、やっぱりワーホリしてみればよかったかも…という逡巡めいたものを隅に置いていた心が満タンに満たされた1ヶ月間だった。 最初から『タスマニアでかつて出来なかったワーホリみたいなことをするんだ☆』と、考えていたわけではなかった。ワーホリなど、もはや30代半ばの自分には関係のない別世界のことになってい

旅のシンクロニシティーとWombat Cafe'との出会い

オーストラリア・タスマニア編– 1  前回の南インド・オーロヴィル編から、タスマニア編以降をあれこれ書いている間に2020年へ。世の中はコロナによって新世界(ワ○ピース風)に移行することになった。 次にいつ海外へ行けるのかわからないけど、漫画のルフィ達も途中でそれぞれの2年間を過ごした後に新世界編が本格的に始まったように、そのときが来るまではこの旅のエッセイを書き記してみる。そんなわけで、オーストラリア・タスマニア編のスタート。 *** 2017年秋、南インドのオーロ