【脳の育て方】なぜ時間がかかっても子どもの脳を使ってやらせる、やり切ることが大切なのか。それは成長のチャンスだから!
こんにちは、ジーナです。
子育てをしていて、
お出かけ前に子どもが靴を履いているときに
はやくしてっ~~~!なんて言ってませんか?
それが、4~6歳のお子さんなら、
急かしたい気持ちは、ぐっとこらえて
やり切るまで待ってあげてほしいです。
なぜなら、成長のチャンスだからです!
やりきるまで待ってあげる理由
子どもの行動を待ってあげる理由
1)脳の処理に時間がかかる
2)複数のことを同時にできない
1)脳の処理に時間がかかる
たとえば、靴を履くという行動は、
①靴を見つける(視覚、注意力・探索機能)
※この段階で複数処理されていますね。
②靴を手元に持ってくる
(視覚・運動、靴にあわせて手を伸ばす)
③プランニング(どんな順番で履くのか考えて実行する)
というふうに、
こちらは1つの指示だと思っていても
脳の処理としては複数になっている
可能性があります。
こんな感じで、行動を分解してみると
待つ理由に納得して
しっかり待ってあげられそうですよね。
2)複数のことを同時にできない
これは、記憶が保持できる時間や
容量が少ないためです。
ひとつひとつ区切っていき、
「同時に」ではなく
順序だてて伝えてみましょう。
早くしなさい!
と言われたときの子どもの反応は、
行動を早くする脳の回路を
持っていないので、できないのです。
ゆっくりと行動できる回路ができてから、
その回路が高速化して、行動が早くなっていく
という道をたどります。
急いでいるときは、
時間に余裕を持たせるように声かけをして
行動へのとりかかりかりを早くすることです。
小さな子どもは、大人のように
先のことを読めないし考えられません。
褒めと指示のサンドイッチで子どもが動き出す。
指示だけしても
なかなか動けない子どもが
多いですよね。
褒めることで子どがスムーズに
動けるようになるコツは、
子どもの脳を喜ばせながら進めていくこと。
指示出しする前に褒めること。
子どもにしてもらいたいことを
真ん中に挟んで、
サンドイッチにしてみてください。
具体策はこんな感じです。
お風呂入ろう!の指示だったら、
今していることを、
〇〇しているんだね。と
いったん実況中継。
それが終わったら入ろうか。と
指示を出す。
これだけで
指示が格段に通りやすくなります。
褒めが見つからないときには、
今していることをそのまま言う
肯定のテクニック、
実況中継がおすすめです。
時間がかかっても、
子どもの脳を使ってやらせるほうが
脳の成⻑に役立ちます。
小さいうちから
しっかり脳を創り込むことで、
緻密な行動・考え方が
でるようになります。
創り込みをはしょった脳にしてしまうと、
すぐに正解にたどり着こうとするタイプに
なってしまって、脳がなかなか伸びません。
子どもの行動の速さや効率性は、
結果でしかありません。
緻密な行動や考え方を育てるためには、
試行錯誤の工程が大切です。
はやくーーーー!と
言いたくなるお気持ちも分かるのですが、
子どもが何かをやり始めたら
やさしく見守ってあげましょうね。☺️
最後までお読みいただきありがとうございます🍀
それでは、また♪
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発達科学コミュニケーショントレーナー
よしだけいこ
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