【精油の紹介】ラベンダー

みなさんこんにちは！
jona to  momo（ジョナとモモ）のジーナです。
#名前カタカナにしました

５月の末に、動物と飼い主のための心のケアのオンラインショップjona to  momo（ジョナとモモ）をオープンしました。（余談：ジョナの表記は英語ではJonahで文字数が多いので、見た目がカンタンな日本語英語にしています。）

ペットアロマをもっと身近に感じてほしい、知って欲しいという想いから有料マガジン【動物と楽しむお気楽アロマ】～jona to momo通信～をはじめます。

え、読めないの？
はい、最後までは読めません。ごめんなさい。m(__)m
私のこれまでに得た知識や経験などを交えた記事なので有料です。全部読むと、植物や精油に詳しくなれます😊

jona to momo通信では、動物とアロマセラピーを安全に楽しんでもらうために、日常ですぐに役立つ情報やブレンドレシピ、時々過去のエピソードなどを含めた記事を月１回お届けします。

今回、紹介する精油はラベンダーです。
ここでは、真正ラベンダーを含め原産地の南フランスで代表的な3種類の品種をご紹介します。

・真正ラベンダー
・スパイクラベンダー
・ラバンディン

皆さんは、ラベンダーにたくさんの品種があることをご存知ですか？

一言にラベンダーと言っても、さまざまなな品種があります。香りのする花や香りのしない花、紫色にピンク色など、全部含めるとラベンダーには40種類以上の品種があると言われています。

たくさん種類がある中から、お目当ての精油を見つけるには、間違った精油を選ばないようにするには、学名を確認することが必須です。

学名はラテン語で書いてあります。
最初はチョットナニカイテルカワカラナイとなりますが、慣れてくると脳内でカタカナに変換されて、すぐに読めるようになりますよ。魔法の呪文のようで私は好きです♩

ラベンダーという言葉はラテン語の「ラワーレ」＝洗うという意味から由来したものです。

これから紹介するラベンダーにはそれぞれの個性があります。どうぞお楽しみください。

◼︎真正ラベンダー
学名:Lavandula angustifolia/L. officinalis /L. vera. 
（ラヴァンデュラ・アングスティフォリア/オフィシナリス/ヴェラ）

学名は、この表記がされている場合がほとんどです。高級香水、高級化粧品、アロマテラピーの重要な部分に使われます。[officinalis]とは「薬用の」という意味。もともと、薬草として用いられたことに由来します。[vera]とは「真の/本当の」という意味。[angustifolia]とは「細い葉」という意味。

原産地はフランスアルプスなどの地中海沿岸地域、海抜800ｍから1800ｍの高地です。野生種から育てるラベンダーの花は色とりどりで、白、ピンク、紫、青などの花が同じ一株の植物に咲くことがあります。これが高品質である何よりの証だとされます。

古代から何世紀にもわたって使用されてきた品種。優れた薬効と「バランスの良さ」が特徴で、世界で最も高く評価されているハーブのひとつです。

◼︎スパイクラベンダー
学名　Lavandula latifolia / L. spica
（ラバンデュラ・ラティフォリア / スピカ）

【latifolia】は「広い葉」、【spica】は「穂状花」という意味です。灰色がかった花を咲かせ、石鹸や安価な合成洗剤などに使われます。生育地はスペイン、フランス、ユーゴスラビアなどの海抜200ｍから海抜500ｍほどの低い土地。カンファーという刺激成分が強いため、芳香療法家の間では気管の病気に対して使われます。

◼︎ラバンディン
学名：Lavandula intermedia / L. hybrida
（ラバンデュラ・インテルメディア / ハイブリカ）
通称：ラバンディン / ラバンジン

交雑種であり、最も一般的に栽培される品種です。一般的な紫色のラベンダー畑は、実はラバンジン(ラバンディン）という品種が多いようです。少し灰色がかった紫の花を咲かせます。栽培しやすく収油率が非常に高いため、工業用や香水製造などに広く一般的に使われています。生育地はフランスをはじめ世界各地の海抜200ｍから海抜800ｍの土地。

ラバンディンは海抜500ｍあたりで「真正ラベンダー」と「スパイクラベンダー」との両種が野生しているところで昆虫が自然に受粉を媒介したことで生まれたものです。この種の交雑種ではよく見られることですが、ラバンジンは不稔性、次世代となる種子がつくれないので、現在では差し木などによる増殖によってクローン栽培されています。

※不稔性とは…不実性ともいう。 植物で，正常に発育する胚をもつ種子が生じないこと。

ラベンダーと呼ばれる精油３つをご紹介しました。

では次に、真正ラベンダーの心や体、動物への働きについて、もう少し掘り下げていきましょう。