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HATE 一期一会

一期一会が本当に嫌い。ランチにパスタを食べていたときにずっと考えていた。12月に大阪で、吉本興業の大崎洋会長のトークショーで大崎さんが「嘘をついてばかりの人生だった」と話していて、それを聞いてから自らの人生とはなんだったのか、またはなんなのか問い続けてきた。あの時会った人に感謝を伝えたくても鮮明には覚えていなくて無理だったり、もう会えなくなってしまっている。でもその人たちの存在が自分の思想や思考の一部に溶けて混じり合っているって感じるので自分自身の備忘録に書き記しておこうと思う。

人生の一期一会一覧

【①小学2年の時、おばあちゃんの店に飲みにきていた女装家のお姉さん】言葉通り女装家のお姉さん。正確にはお姉さんではなかったんだけど。。私が生まれ育った片田舎には先進的で唯一無二の存在で鮮明に覚えている。今から約14年も前だから女装家というのは浸透していなかった。綺麗でいつも香水のいい匂いがしていて、雑誌でしかつけているのを見たことがないつけまつげをつけていた。いついなくなってしまったのか、今何しているのかはわからないけど元気でいてくれたらいいな。

【②小学6年生の時、教育実習にきていた大学生のお姉さん】本当に優しくしてくれて、休み時間は嫌な顔ひとつせず遊んでくれた。大人になった今だから大変さがわかるけど、強くて優しいお姉さんだった。実習が終わる時にクラスの一人一人に長文のお手紙をくれて、震災後学年全員に手書きの手作りの卒業証書をくれた。絶対いい先生になっているはず。いつか絶対会いたい。

【③中学2年の時初めて行ったNON STYLEのライブで石田さんの握手会の順番を譲ってくれた人】2012年6月2日。仙台であったNON STYLEの「カウントダウンライブまでのカウントダウンツアー」。人生で初めて大好きなNON STYLEに会った日。今でも人生で1番特別な日。終演後、石田さんの舞台のチケットを買えば握手ができるというイベントに参加し、並んだ順番が2番でそわそわしていると1番目に並んでいたお姉様が気さくに話かけてくれて、その人はラジオでライブがあるってきてきたとのことで色々話していたら「そんなに好きなのね。お先にどうぞ」と優しく順番を譲ってくれた。今でも一番お礼を言いいたい人。おかげさまで石田さんの前で過呼吸を起こし、石田さんには本気で心配されたのも本当にいい思い出です。これをもし、もし見てたら連絡してください!本当にありがとうございました。

【④高校1年の時横浜から地元にボランティアに来てくれたおばさん】見た目は怖いんだけど、世話やきで文句もユーモアとしてひょいと言ってくれる気の合うおばさん。自治会のボランティアで来てくれて、料理している間にすっかり仲良くなった。2年後その自治体に講演会で呼んでいただいた時にお互い名前も知らないのにお土産を用意し合って会えたことを喜び合った。また必ず会いたいな。

【⑤大学1年の時インターン先で知り合った純粋な高校生】あれは確か愛知県でのもとインターン先のイベントで、同じグループになった変わった苗字の女の子。私の話を真剣に来てくれて素直に悩みを話してくれた心優しい女の子。バイト先でまかない焼き鳥なんですよ!やばくないですか!と嬉しそうに話してくれてなんて純粋で可愛いんだろうと思った。元気にしてるかな。

人は人と溶け合って生きている。これから会えるかもしれないし会えないかもしれない。でも心にはずっと生き続ける…よね?




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