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お土産をいただくということ。


みなさま、こんにちは。
創作系寺嫁のゆかでございます。

我々も参拝記念絵の対応を始めて、4年が経ちました。
これだけ長い間、参拝記念をやっていると、多くの方々とご縁をいただきます。

ひとことに御朱印、参拝記念と言っても、どのように楽しんでいらっしゃるかは人それぞれ。
毎月お越しの方もいれば、年に数回、ここぞ!という時にお越しの方もいます。
勿論、一期一会を大切に、一度だけお越しの方もおられます。

どんな楽しみ方でも、その方の人生の潤いになればと思いながらご縁をいただいているのですが、
人のご縁もさることながら、お土産のご縁もいただくのです。

旅行に行ってきました、と旅行先のお土産をいただいたり、
途中のサービスエリアで見つけました、とご当地もののお菓子をいただいたり、
お住まいの地域のとっておきをいただいたり。

むちゅめが生まれてからは、むちゅめに、とわざわざかわいらしいぬいぐるみや、ガーゼ、シールなどを持ってきていただくこともあります。

それらは全て仏さまにお供えしてからいただきますが、
どんなお土産にも、選んでいただいた方の気持ちがたくさん詰まっていて、とてもうれしいです。

お土産、贈り物、というものは、
「あげたいな」という気持ちがなければ始まりません。

そこから、あれはどうかな、これはどうかな、といろんなことを考えてくださいます。

それは、私たちの好き嫌いだったり、お寺であるという事情だったり。
生ものをお持ちの方は、道中無事に運べるようにいろんな工夫を凝らしてくださったり。

お金ではなく、時間をかけて、心を傾けてくださっている、ということがとてもうれしい。

いただいたものから垣間見える、その方がかけてくださった手間暇、お心づかいがとても温かく、幸せな気持ちにしてくれるのです。

もちろん、おいしいものをいただくと、純粋な好奇心から、こんなものがあったんだ!と楽しくなりますし、
思いがけずいただいたおいしいもので、突然の晩御飯が晩餐に早変わりいたしますと、大変主婦としてはありがたいことこの上ありません。
メニューが決まってうれしい。
おいしいものが食べられてうれしい。
なんと幸せなことでしょう。

ご縁をいただきながら、幸せまでいただいてしまうなんて、贅沢なことです。
感謝感謝の毎日ですね、と言いながら、今日もあれこれ考えて、
どうすれば参拝に来てくださる方が楽しんでもらえるかな、と
ともみさんと一緒に頭を悩ませている次第です。

みなさま、本当に、良いご縁をありがとうございます。

欣浄寺を見つけていただいて、
来たいと思っていただいて、
限りある時間を共有させていただくことに尽きない感謝を思いながら、
わたしたちは日々生かされているのだと感じています。

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