見出し画像

浄泉寺さんに行ってまいりました!パート2 その3

午後になり、午前中の参拝者さまがお帰りになり、
私たちも昼休憩です。

なんと、せっかくウナギを焼いていただいているのだから、とウナギをごちそうになりました!

直火だからこそできる香ばしいおこげに、甘辛いたれが絶品です。

私は、そこまでウナギが好きだというわけでもないのですが、
欣浄寺の家族は揃ってウナギが大好きで、お義父さんは機会があればみんなでウナギを食べようと誘ってくださいますし、
おばあちゃん(むちゅめからみるとひいおばあちゃんですね)は、ウナギとなれば私よりもお食べになるほどの大好物!

対する私は、実家にいたころ、土用の丑の日にスーパーで買ってくる、くらいで、ウナギとのご縁は薄いものでした。
世の中にはうなぎ屋さんというものがあって、ウナギをそこで買ってきてうな丼を家で食べる、だとかいう食文化すら知らなかったのです。

が、そんな私でも、お店のウナギはおいしいと分かる事件がありました。

むちゅめを出産した病院では、退院までのどこかで、一度だけ「お祝い膳」なるものが饗されます。

洋食と和食が選べますが、私は和食を選びました。
妊娠中に食べられないお刺身がでてこないなあ~という下心ありありの選択です。
結局、お刺身は出て来ず、
おさしみたべたかったよぅ…と、涙交じりのスタンプをともみさんにLineで送ったのを覚えています。

さて、そのお祝い膳に、ウナギがちょこんと乗ったあんかけ茶碗蒸しがありました。

おお、これならきっとおいしいぞ!

と期待して食べたわたくし。
がっかり通り越して無になりました。

ウナギ大好きお義父さんが、「安いウナギはゴムみたいだ」と言っていた理由が分かりました。
嫁ぐまでは100%スーパーの安いウナギで育った私は、「舌が肥えていると不便だなぁ、安いのもそれなりにおいしかったのに」と内心で思っていましたが、
「うん、これか、ゴム!」
と、納得するぐらい味気ないゴムでした。

いや、好き嫌いが多い私が、食べられるものが少なかったのも悪いんです。
そもそも、背が低いために、7ヵ月ごろから子宮に胃が圧迫されて、ダイエット中の女子高生も真っ青なくらいにしか食物を摂取できていなかったのです。
一人前の2割を食べるので精一杯。
そんな生活を4か月続けていたら、自然と量が食べられなくなります。

その中で、これぞ!と思うものをなんとか少量詰め込んで、食を摂取する喜びをかき集めていた私には、涙なしでは語れない経験となりました。

そんなわけで、ウナギを食べるとあのときの「お祝い膳」が頭をよぎるようになったのですが、
こちらのウナギはとってもおいしい!

ますます、あのゴムなんでだったんだろう?と疑問に思いつつ、
おいしいウナギをいただいたのでした。

うなぎ屋さん、ごちそうさまでした。後から起きたむちゅめも、初めてウナギを食べてくれました。

さて、そのウナギですが、最後に
「ウナギ屋さんもスタッフ扱いで特別に御朱印を描いてほしい」と頼まれ、ともみさんが「うな丼」を描きました。

思ったよりもいい出来で、ぱっと見、普通に写真にも見えます。

後から写真を見返しても、「これいいできやなあ」と自画自賛するほどにお気に入りの一枚になったのでした。

そんなこんなで、二回目の浄泉寺さんも、なんとか無事に終わりました。
しゃべり盛りのむちゅめは、今回の準備の間に
「じょうせんじさんいく!」
という言葉を覚えました。

新しく、欣浄寺書置き参拝記念を作り、みなさんに「これんこん」をご紹介することができました。

今後、少しずつ欣浄寺キャラクターもご紹介させていただく予定です。
多くのご縁をいただき、ありがとうございます。
これからも、みなさまに楽しんでいただけるよう、精進してまいりたいと思います。

次回、浄泉寺さんにお邪魔させていただく日は、まだ未定です。
年内には、双方の繁忙期がすれ違っておりますので難しいと思いますが、
また来年、みなさまとお目にかかれたらと思います。

それでは、良いご縁に感謝しつつ、この辺で終わりたいと思います。

合掌。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?