肉を食べるという事

猟師と食肉販売を始めて考える肉を食べるという事#1

こんにちは、
猟師として2期目を迎えた僕のロードマイル、1つの出来事として自分の獲った野生生物の販売許可を得た事がある。
肉を売る許可を申請して自分の売る肉について考え出した
もっと言うと肉を食べるって・・と、
特にアンテナを張っていなくてもヴィーガン・ベジタリンという言葉を聞き目にし、意味も何となく知っている。
そこから自分の知っている事との照らし合わせも含め菜食主義を調べ、
手の近くにある情報をたぐってみた


驚いた
菜食主義が段階毎に細分化されている事。
健康・宗教・動物愛護ナド理由も様々、
反対に肉食主義は〔ミータリアン・ミートガン〕など呼び方に差はあれど内容に差はあまりなく情報も少なかった。
〔肉も野菜も制約無く食べる事をカーニズムと呼ぶらしい〕

あるSNSで
美味しいって理由だけで食べるのは嫌いな人を殴るのと一緒」の旨のコメントと子豚の写真を添えていた。

この投稿は少しショックだった
美味しいから食べる、果たしてそれだけで括れるのか
動物を美味しく食べるというのは人間が2万年近く生活してきた上で獲得した技術だとも言える。美味しく食べられるようになったのだと
それをそんな簡単にバッサリ切っちゃいますか!?
生物を囲い・繁殖・消費するという広い意味では畜産も栽培も変わらないのでは、

実際は「美味しい」ではなく「可愛い」や「可哀想」と言いたかったんじゃないかと推測してしまう

今後技術の発達で植物の感情や痛みが可視・可聴化されたら・・・・
なんて妄想もしてしまう。

別に意地悪を言いたい訳ではないのだけど

其々が食べる物を選べる状況なのは良い事
フードマイルや畜産動物のQOL、畜産の環境負荷は知ると買い物に
少し慎重に成れるし、消費者の見方が変わる
僕もまだちょっと覗いただけ、まだまだ知りたいね

                       とりあえずまた次回、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?