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寺島河童はみりんが好き。

住野よるの書く「麦本三歩の好きなもの」という本にハマった。

読んだというよりは聞いた。

Amazonのオーディブルという朗読サービスで聞いた。

住野よるは「君に膵臓が食べたい」でヒットした作家。

膵臓が壊れた糖尿病患者としては気になるタイトル。

気になるので実写映画版もアニメ版もテレビで放送をされたものを録画している。

まだ見てはいない。

オーディブルの作品を検索していたところ、「麦本三歩の好きなもの」が引っかかった。

朗読しているのは声優の悠木碧。アニメ「蜘蛛ですが何か」で主人公蜘蛛子を演じている。

悠木碧の朗読が麦本三歩のキャラクターに会っており同作品を楽しく聴くことができる。

この一人称で女の子が語る感じは中学生の頃にハマった小説家新井素子の作品に似てるな。

ラジオドラマで荻野目慶子と柳生博が演じていた「グリーンレクイエム」や小林聡美と太川陽介が演じる「ひでおと素子の愛の交換日記」を思い出す。

この感じ昭和の頃のラジオドラマなんだな。

さて、みりんである。

みりんというのは料理の調味料と思われがちだが、正体は酒である。当然、酒がうまいところが作るみりんはうまい。

お気に入りは黄桜が作るみりん。近所のスーパーでは取り扱っていないので、京都伏見のカッパカントリーという醸造場の直売店に買いに行く。

京都からの帰り道、ブックオフで「君の膵臓をたべたい」を買う。

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