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考え方を変えていく

こんにちは。
月曜日担当の山中です。

一段と暖かくなってきて春を感じていますが、なんだか今年は花粉症が辛いです。栃木にいる時はそうでもないのですが、ハラカドの準備で都内に行くと辛くなる気がして調べてみたら、田舎は地面が土で花粉が吸収されるけど都会は地面がコンクリートやアスファルトなので花粉が再び舞い上がる再飛散が原因のようです。
早くピークが過ぎ去って欲しいですー。
都会めーーー!笑

庭のミモザが咲いてきましたー


さて、今日の「考えを変えていく」というテーマは利用者さんとの面談の中で本人から出てきた言葉です。
僕は福祉サービスと事業運営で分けると事業運営にウエイトを置いているので、利用者と直接面談することは少ないのですが場合によっては相談に入ることもあります。
特に今日は、仕事に対する向き合い方や解釈について悩んでいる人がいたので、僕から声をかけて相談室に入りました。(相談室は、利用者が相談を持ちかけた時に利用する扉のある個室のことで、設置が義務付けられています)

テラスの利用が5年近くになり、だいぶ慣れてきたと同時に、仕事に対する意欲が少し下がり気味で、ツマラナイというキーワードが作業中に聞こえてきたからです。
こういった日常における利用者からのサインをキャッチしてこちらからアプローチしていくことも、大切な支援となります。

あずま袋の刺し子作業

刺し子作業は単純作業も多く、自分なりのやりがいや目的が明確でないと辛い作業となってしまうことは理解しています。
状況によってこういった感情が生まれてしまうことは、自然なことかと思います。
仕事というものは、楽しい時もあればそうでない時もあり、楽したいと思うのは人間の自然な感情でないでしょうか?
では、そういった気持ちを切り替えるのは何か?

それは解釈を変えていくことだと思います。

例えば、刺し子は単純な作業であるが、支援員の目から見ると、それを継続して出来ていることはとても集中力がついていると評価することが出来ます。先日、代表の飯島も書いていましたが、そのことは一般就労を受け入れる企業からするとプラスのポイントとなります。
また、次のステップについてどう考えるか聞いたところ、今は自信がないと答えてくれました。
その自信を生み出し、実感していってもらうのが、テラスの大きな役割なのです。

では、自信をつけていくにはどうしたらいいのか?

それは、やったことがないこと、難しいことにチャレンジしてもらい、僕たち支援員がサポートしながら成功体験をしてもらうことで自然と生み出されるのだと思います。
これは、誰しもが同じだと思います。

半衿の刺し子作業

少し話を聞いていると、「あの作業もやってみたい」と意見が出てきました。チャレンジの一歩を自分から踏み出そうとしていますね。
考えを変えていくことを自分なりに理解して、すごくポジティブで前向きな言葉に成長のスタートを感じました。

1時間弱の相談で、その人のこれからにとって大きな転機となる気がしました。
今日よりも明日が、少しでも良くなるように支援を続けていくことが就労支援の本質であると思います。
相談室に入った時には少しこわばっていた表情も、出ていく時には笑顔になりました。
引き続き寄り添いながら、一緒に歩んでいきたいと感じました。

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先週の金曜日15日から、カタカナ自由が丘店にてスタートして「ちくちく手しごと展」に参加しています。

ちくちく手しごと展

3.15 (fri)-4.4(thu) 11:00-19:00 会期内/火曜店休

ちくちくと針と糸を使って手から生まれる刺繍や刺し子、羊毛でつくられた作品は、みているだけで温かな気持ちになります。
今回は春のおでかけを楽しくしてくれる
植物や動物などのモチーフのポーチやバッグ、ブローチを集めました。
糸や羊毛ならではのやわらかく優しい作品を
ぜひ身につけてみませんか。

《出展作家》
itono brooch/irocomono/eata/Jarrive!/水仙舎
TERAS / NatuRaLiSt./ 弘前こぎん研究所/ fiore
buchi / mutsumi ufu

カタカナ自由が丘店
東京都世田谷区奥沢5-20-21
(03-5731-0919)

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こちらもよろしくお願いします!

【TERAS SPRING EXHIBITION 2024】
at ヒト匙+
栃木市嘉右衛門町4-3(油伝味噌さん向かい側)

3.29 Fri - 30 Sat
11:00〜16:00



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