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ジャニーズ事務所の後始末の仕方についてちょっと思ったこと

性加害問題で、調査チームが
ジャニー喜多川氏の加害行為を認定し、
ジュリー社長の退任を求めました。

それを受けて9月7日、
ジャニーズ事務所が記者会見して、
ジュリー社長の退任と
東山紀之さんが新社長に就任することが
発表されました。

これを見て私は
うううう、なんと中途半端な…
と感じました。

言っちゃ悪いですが、
結局「身内で」処理することしか
考えていないのだなあと思ったのです。

確かに東山さんは
ジャニーさんの親戚筋ではありません。
しかし若いころから
ジャニーズ事務所のタレントさんだった方です。

そういう方にその後を託すとなると、
その方が育ってきた環境が存続される…
ということになってしまうんではないかなと
思ってしまうのです。

外部から人を呼んで代表取締役に据え、
改革を図っていくべきだったのでは?
と考えます。

これ以上のタレントの流出を避けたくて
ジャニーズの「長男」として、
おそらくは若いタレントたちを引っ張ってきた
東山さんに白羽の矢が立ったのかなと思うのですが、
何とも中途半端な解決だなあという気がします。

加えて、東山さんが
社長業専念のためにタレントを引退されるのも
残念な気がします。

東山さんを主役に据えた
シリーズ物のドラマもありますし、
日曜朝の報道番組でも奮闘しています。

そういうものを投げ出して社長になるというのも、
タレントとして未消化の部分を残したまま
去っていく感じで、なんともすっきりしません。

スマップが解散したあたりから、
ジャニーズは凋落し始めたと言って良い
と思いますが、
再浮上する要素もあまりないかなと思います。

ジャニー喜多川氏が残していった
負の遺産の重みを、
ジャニーズの人々は
あまり理解できてきないかもしれない
と感じたのでありました。

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