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動物の問題、人間の問題。


ネットニュースやTwitterで、動物に関する様々な問題を見ていると、人間の少数弱者の問題が思い浮かびます。


外国人労働者。
貧困者。
LGBTの問題。


どの問題も、多数派からは見向きもされず、当事者は言われのない差別や誹謗中傷を受け、酷い扱いを受け、ひっそりと生きることを余儀なくされていたし、今もそういう人たちはたくさんいます。


動物たちもそうです。
物として扱われ、虐待されたり、酷い仕打ちを受けたり、そのこころが蔑ろにされることがなんと多いことでしょう。


日本は、在留資格のない外国人が拘束されて餓死し、貧困の状態にある人は生活保護の受給を水際で阻止され、LGBTの人々の法整備も国レベルでは全く進んでいない、そういう弱者無視の国です。


動物の問題も同じで、少しずつ法整備はできているのに、行政は悪徳ブリーダーやペットショップを放置、警察は虐待事案についてろくに捜査もしません。


人間の生きにくさも動物の生きにくさも根は同じです。


逆に言えば、人に優しくすることと動物に優しくすることは同じだと思うのです。
他の命や心を尊重することだと思うのです。


まず人間、動物は二の次、なんて言わないで、人間の問題も動物の問題も、同時に解決していける、そういう国に日本がなることを切に願っています。

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