1095日の生き様 ③~注釈とGWまで~

昨日の記事投稿後、たった半日でたくさんの方々の反応やDMをもらい、「あぁスピナマラダを見てる人にとってはリアルスピナマラダに感じるんだぁ」(私、見た事ありません笑)などと多方面の方々が興味あるんだなぁ嬉しく感じました。

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注釈

本来ならば全てをそのままリアルに伝えた方が面白い話もたくさんあります。ですが、現在もまだ現役や指導者としてアイスホッケーに関わる方々が多々いらっしゃいますし、シンプルに面白いと受け取る人、今の活動に影響ある行動を取ってしまう人、それは人それぞれなので、ある程度はオブラートに包んで表現させていただく事を御了承ください。
全てありのままで聞きたい方はお酒の場か、私が60を超えたあたり(24年後)にお伝えします。笑

そしてこの全ての内容については実際にあった話をお伝えしており、過少表現する事はあるかもしれませんが過大表現は一切しておりません。笑
特に昭和生まれ世代の駒澤OBは「あぁ~そんな事あった、あった笑」と全員が笑ってみていると思って大丈夫です。笑

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さて、前回の記事でついにスタートした部活ですが、ここでいくつか大事な事(前提)を言い忘れてました。

前提①

先日の記事の本数はあくまでタイムを切れた場合の本数です。
切れなかった場合はカウントされず、数本走っても頑張れば切れるというレベルじゃない人(特に寺尾とか)は、後半になるとクリアした同期や先輩なんかがコースの途中で待ち構え、来た瞬間に後ろから腰辺りを押して勢いをつけてくれます。
時には自転車で並走して押してくれます。

先輩の中には

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首根っこを掴んで引っ張ってくれます。

特に首根っこを掴んで引っ張る場合、はたから見るとイジメなのですが、これって意外に自分がやってみると、押してる方もめちゃくちゃ大変なんです。なんたって、その人も全力出し切って走ってタイムを切った後にやるわけですから・・・。腕もパンッパンになります。
そして本人もイジメ!と感じるかと言うと、そうじゃなく1秒でも早くゴールしなくてはタイムが切れないので、ゴール時は投げ入れられる形で先輩にブン投げられてゴールするのですが真面目に「ありがとうございます!!(擦り傷だらけ、泥・砂だらけ、涙・鼻水だらけ、謎の液体だらけ)」なんです。笑
後半になると本人はほぼ走る余力が残ってないので足を交互に上へ上げるだけ。それでも押す・引っ張る仲間や先輩のおかげで前に進み、まるでペガサスにでもなったかのような感覚です。

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自転車首根っこ先輩「お前体重かけすぎだべや!!」
私「すみませんっ!!(ハァハァ)」
って感じです。

前提②

当時ここが一番恐ろしかったポイント!

何をするか、何本やるのか、どれがラストか、これらが常に不明

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スペシャルをやる、というのはわかっても、どこで何を何本やるか、メニュー内容は終わってから、あぁ今日あれ何本やったなぁと事後判明です。

今、指導者の立場になると思いますが鈴木監督はその辺の選手メンタルの養い方は非常に上手な監督でした。
本数やボリュームがわかると調整する選手が出ますし、これで終わるかもしれないと思えば頑張れる、心の中では2本で終わりと思ってても選手には3本と伝え、2本目(元気出せば)・(全員が切れれば)これで終わりな、など、そういうモチベーションが上がる機会が多かったです。コッタコタの状態でゴール直前ではカウントダウンが聞こえます。100%間に合ってないのは走ってる自分が一番わかってます。「5~4~3~2・・・」
でもちゃんと最後までそのカウントダウンに間に合うように走れば、オッケー!と1本としてカウントしてくれました。
なんたってストップウォッチは監督しか見ていませんからね。

なので前回の記事では3~5本とか曖昧な数字であり、その日その時によるので本数に決まりは無い!という事ですね。

体験入部

これも前提のようなものなのですが、4月に入部した選手達は体験入部であり、お客さんだと言われ扱われます。(体験どころか特待生なんですけどね…笑)

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ですので、入部~GWまでの期間は水も割と「飲め」と先輩が優しく言ってくれる頻度も多く、お客さんとして扱われました。
そしてその期間は1年生の仕事も2年生がやってくれてました。
2年生がやっている仕事を見て覚えろ、という世界です。

そう、あくまでGW明けまでは・・・

但し、1年生としての掟は増えます。

掟~その7~
・部室(体育館)に入る際は全力の大声で「失礼しますっ!」
掟~その8~
・体育館入口で上靴に履き替えたら更衣室裏口までは走ること
(体育館フロアを歩いてはいけない)
掟~その9~
・雨の日は体育館で出待ちし、校舎玄関までの道を先輩に傘をさして送ること
番外編
暗黙の掟
その1・・・女性と話してるのを先輩に見られるとマズイ
その2・・・友達とでも笑顔で話しているのを先輩に見られるとマズイ
その3・・・売店にパンやジュースを買いに行くとマズイ
(1~3は、お前まだ余裕なんだなという意味不明な判断になる)
その4・・・先輩が陸トレ後に残ってウェイトしてたら帰れない
(お前よく帰れんねっ!って真顔でツッコまれる)

なんせ高校1年生の時にすでに暗黙の掟4のように
上司が帰らないと帰れない社会っちゅうやつを経験していたわけです。笑

正直、ウェイトしなくても私はナチュラルパワーで他の人よりパワーはありましたし、そもそも身体が陸トレで限界を迎えていてウェイトなんて一切できませんでした。(今のような体幹・コアトレーニングのようなものじゃありません)

そういう場合は先輩が帰るまでウェイトエリアでずっと、

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こうです!

中には、帰ればいいべや~、帰っていいぞ!等と言ってくれる先輩がいたのですが、そのような一言が無ければ、ずっと

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こうです!

最後には出口で体育館の方に向かって「失礼しましたっ!!」と大声で叫んで退室、やっと帰宅できるという毎日でした。

こうして4月からGWまでの期間を同期と共に何とか過ごします。

さて、今回はこの辺で。
次は軽くGW期間中の過ごし方と、そしていよいよGW明けお客様解除の地獄について綴りたいと思います。

では。

てらを

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