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こどおじの成長記録 #0

自称「ほぼ」こどおじの私

私は35歳にもなって未だに結婚もせず彼女もできず実家で半一人暮らしのような生活をしている、世間で言うところの「こどおじ」です。

20代でまともに一人暮らしをしたことはないし、昔同棲していた元カノにしょっちゅう教育されていたくらいに生活力や常識がありませんでした。
その方と別れ実家暮らしに戻り、家事も何もしないこどおじに進化。

30歳を過ぎた頃にこのままでは本当にマズいと思い、自室に冷蔵庫を設置して食事を全て自分で用意したり、そのため食料品をほぼスーパーで買うようになったり、洗濯は全て自分でするようになりました。

ですので、実家で家賃・水道光熱費がかからない程度に寄生しながらほぼ一人暮らしをしている「自称ほぼこどおじ」なのであります。

実家の現状と不満

なぜ身の回りのことを自分でするようになったかと言うと、母の家事が見ていられないほど雑だということを知ったから。

洗濯物はゴワゴワヨレヨレでしかもなんだか臭い。たぶん洗濯槽が雑菌だらけだとか洗剤が微妙とか洗濯の仕方が雑なんだと思う。
タオルなんてそんな調子で洗濯してるの何年も使ってるからかほぼ雑巾と垢すりの中間な肌触り。たぶん身体拭く時に垢すりも兼ねてる。
高価でかっこいいTシャツなんかも1回の洗濯で着る気が失せるほどダメになる。縦型だからって理由もありそうだけど、昔からそんな感じ。

ちなみに数年前に洗濯機が壊れ入れ替えてたんですが、全く同じ旧型製品をわざわざ買ってたので理由を聞いたところ「ドラム式は使い物にならないからダメ」なのだそう。

お次は台所の話。
シンクには三角コーナーと洗い物を漬けておく桶が鎮座。本来の40%くらいしかスペースがありません。三角コーナーの真上(台の端)には洗い物の水切りかご。

絶対洗い物には生ゴミのにおいが付いてるし、ただでさえ何かしらが飛び散ってると思う。しかも夏場は生ゴミの臭いがシンク周りを漂ってて最悪。台所に立ちたくなくなる。

さらに食材切ったりする場所の奥に自作の新聞紙ゴミ入れもあり、そこにも生ゴミが入ってる。隣には惣菜トレーに敷き詰められた庭で採れたであろうぐじゅぐじゅの歯槽膿漏系トマト。

母には数年前から料理中でも洗い物中でも唾(痰)をシンクにペッする謎のクセがあり「こいつが作る飯はもう食いたくない」と思うほど生理的に無理になりました。原因不明ですが大枠生ゴミの臭いがキツいとかだと思う。

ここまでの内容だけで無理だと感じる人が大半だと思う。
他にも無駄にモノが多くて捨てられない体質(いつか使う理論)だとか、食後20~23時はキッチンの椅子並べて寝てる(床に靴下脱ぎすて)とか、不満が大量にあるけど書いてて辛くなってきたのでここまでにしておく。

ステレオタイプな両親

彼らは明確に改善できる効果的な提案をしようが、新しいものについていけない・もう死ぬまで変えたくないので、絶対に認めようとしないのです。
父は前までは新しいものも取り入れることがあったけど、もう自分をジジイだと思っているのか亡き祖父と同じような行動をすることが増えたし、母の影響か保守派に成り下がった。

スマホだってやっと2年前に持ったレベル。もはやセールスからしか着信のない無駄な固定電話、スーパーのチラシくらいしか目的のなさそうな新聞、
あんたらずっと世間と10年遅れで生きてくの?と思う。

結局ここまで愚痴のようなこと書いて何を伝えたいかと言うと、ステレオタイプってのは本当に害悪なんだってこと。あと20代のうちに実家を離れるべきだったってこと。どうせ分かり合えないのならお互いのために距離を取ったほうが良い。もちろん家庭によって違うとは思うけど、大半の家庭はそうだろうと思う。

全国のステレオタイプなお父さんお母さん。
変われないことを言い訳してるのは周りにバレててダサいですし、子育てや仕事で忙しい日々なんだと思うけど、脳死でずっと生きてるのはもう死んでるのと同じですよ。そんなやつらに年金払われてるのかと思うと居眠り政治家も高給取りだって事実くらい社会ってクソだなって思います。

全世界のガチこどおじ(おば)へ

そして家事を何一つまともにしたことないガチなこどおじ・こどおばは早く危機感を持ったほうが良いです。もう周りから馬鹿にされてるんだし自分はラクできればそれで良いなんて思わないでくれ。

数年前の実体験ですが、スーパーでセルフレジしてたら隣のおじいさんが店員に使い方を聞きながら「いやー妻が倒れたのでこんなことまで私がしなきゃいけなくて大変だよ!(本当はバリバリ方言で)」とか言ってて、女性店員は引きつり愛想笑いだった。

私は絶対こんなジジイになりたくないし、結婚はできなくてもせめて身の回りの自立くらいはできなきゃなと思いました。

昭和なんて産めや増やせやからのバブルで「25には結婚できなきゃ人権ない」みたいな時代なので仕方ないとはいえ、いくら仕事ができても誰かがお世話してくれないと生活できないほど生活力が皆無なのはダサすぎる。きっとこのじいさんもあと数年で老人ホームに入ってそこでもお世話されて、生まれてから死ぬまでずっと誰かにお世話される人生なのだろう、と。

結婚してるのがただただ素晴らしいわけでも偉いわけでもないって、本当に現実的に捉えられる出来事だった。

「自立」は面倒くさいこと全部自分でしなきゃいけないけど、むしろ自分がやりたいようにできるしその過程で色んな生活力が蓄積されていくのでメリットしかない。

あと日常的に脳死でコンビニ行くのは辞めたほうが良い。
スーパーだと半額なんてこともざらだし、煙草と酒を買うとかファミチキがどうしても食いたいとか急遽必要になる現金を下ろすための場所。

自分が元々そうだったけど、コンビニしか行かない人たちはスーパーが苦手って人が多いのではなかろうか。「主婦やファミリーが行く場所」とか「広くてダルい」とか「まぁ別にお金あるしコンビニ近いし」みたいな。

マジでその言い訳無駄だから自分の冷蔵庫買ってスーパーで買い物してみ?
いかに自分が今まで無駄なお金をコンビニに払ってきたか段々分かってくるから。それで自立心も芽生えてきてお金も貯まるから。これガチね。

これからどうするか

まず現職でそれなりに給料はあるし人付き合いも減ったので、今までちゃんと貯められなかったお金をある程度は貯めたい。実家での不満は多いけど未だに寄生してる身ではあるので、変えられそうなことを徐々に増やして生活しやすくしたい。

で、地元で暮らしてる意味が本当にないし面倒なことだらけなので、ある程度貯金できたらどこかに移り住みたい、遅くとも40歳までには。結婚はできなくていい。仕事は今の分野に未来が見えないのでそのうち異業種に就きたい。別に世間的に難しいと言われててもどうでもいい。せめて自分が納得いくことで人生折り返したい。

またこんなどうでもいい成長記録を書くかも。
自分の思考を整理するために。


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