動画配信サービスに疲れたし本質的にはもう終わってるのでは?というただの妄想
皆さん、普段YouTubeは見ますか?
TikTokやInstagram等と同じく無限回廊のようにコンテンツの永久機関とも呼べるそれは言わずもがな未だに世界で最も巨大な動画プラットフォームです。
私自身は2018年日本でのPremiumサービス開始と同時に加入しつづけ、今では起きてPC起動してすぐYouTube、仕事の合間や飯食いながらYouTube、ベッド入って寝る前もYouTubeという、動画貯蔵庫から永遠にコンテンツ消費し続けるというヤバい生活をしています。
ただ最近は一部例外を除く特に興味がないコンテンツばかりで溢れてきて「何を見ればいいか分からない」現象が毎日発生しています。
なんかYouTube面白くないなーと、しかし自分が知る限り代替するものもない。そんな日々を過ごしています。これはX(Twitter)やInstagram等の大手SNSも全て該当します。
果たしてこれは年齢等によるただの価値観の変化なのか?
それともYouTube(動画配信サービス)に真の終焉が近づいているのか?
そこんところを自分の経験と振り返りをしつつ無駄に考察するただの日記です。
ニコニコ:動画配信プラットフォームとの出会い
私が動画配信プラットフォームを日常的に利用し始めたのはニコニコ動画が最初です。あの時代あの場所で生きていた皆さんには無論説明不要かと思いますが、国内のオタク文化において当時は一番の盛り上がりを見せていたであろうカオスです。
頭のおかしな人たち(褒め言葉)が作りだす最高にクリエイティブでバカみたいな(褒め言葉)動画たちを見てはケタケタ笑うというのが視聴者の御作法でした。当時の動画投稿者は直接的な利益を得られるわけでもなく、ファンコミュニティに対するグッズ販売や横展開をしてやっと収益が手に入る状況だったと古い文献には記載されています。
同時にDailymotion等に違法アップロードされた海外向け風字幕付きアニメをこっそり視聴するというのが、アニメ放送が充実していない田舎オタクの日常だったとかどうだとか…真相は深い闇の中です。
さて、当時の私は20歳前後と非常に若くピチピチで多感なお年頃。
毎日お気に入りのゲーム実況者のチェックや作ってみた・歌ってみたなどのタグ検索、最終的にランキングで急上昇がないかチェックしたりして、アニメ・ゲーム・ニコニコがプライベートの大半を占めていました。
思うに、ここで形成された私の生活サイクルが未だに根強く残っています。
そんな一大ムーブメントを巻き起こした国内巨大動画サービス「ニコニコ動画」も2014年前後、YouTubeの台頭及び諸般の事情による大手投稿者のようつべ移住により完全に衰退の一途を辿ることになるのです。
YouTube:世界最大の動画配信プラットフォーム爆誕
「爆誕」と表現しましたが正確には徐々に利用者や投稿者が増えていったことやニコニコからの移民が最終的な起爆剤となった、というのが国内では定説かなと思います。初期段階ではメグウィンのくだらない茶番やヒカキンのしょーもない商品紹介しかありませんでしたw
更にスマホ・パズドラの流行によってマックスむらいが若年層を大きく取り込み、はじめしゃちょーが幅広い層の女性を魅了し、シバター、ラファエル、ヒカルなどが炎上芸で台頭し、超有名な「好きなことで、生きていく」というキャッチフレーズで多くの人の目に止まり、TVに出るような著名人・有名人及び企業がYouTubeチャンネルを開設運営しはじめたことで完成したモンスター、それがYouTube(ようつべ)ですね。
※全員敬称略&荒い表現してますがアンチではなくむしろ元々視聴者・ファンで、各々の魅力を分かったうえですのご容赦ください
最近人気の投稿者が誰だとかはもう世代じゃないのでよく知りませんが、動画配信・インターネット活動するならひとまずYouTubeという流れが完成したのが2018年頃かなと思います。
今ではVTuberの流行によりYouTubeライブ(配信・生放送)も勢いがあり、私自身ホロライブ・にじさんじのような大手事務所だけでなく様々な個人Vの方も多く視聴させてもらっています。個人的にVTuberは「非常によくできたビジネスモデル」だなーと感心しながらも、純粋に視聴者として楽しんでいます。
Twitch:配信・ストリーミング最大手
正直なところ私はあまり利用しませんが「配信」というと最も巨大な器はTwitchだと言われています。ただ個人的には海外のFPSプロゲーマーや加藤純一周り(偏見)の視聴者も含めた「口悪い連中やネットイキリの集まり」という印象が拭えず、たまに気になる人の配信だけをスポットで見に行く程度。
そもそも大抵はYouTubeにもチャンネルがあったり切り抜きがアップされているのでライブで見る必要もないというのが大きいです。
まとめ
さて、これではただ歴史と感想をダラダラと書いただけに過ぎないのですが、ここから無理やりまとめていきますw
まず私は動画や配信の視聴といった怠惰で生産性の低い行動を一日何時間しているのでしょう?こちらが本日初めてまじまじと見た直近7日間のYouTube視聴時間の計測データです。
概ね7~8時間 / 日といったところでしょうか?
画面をしっかり見ながら自ずと情報収集している時間は体感ですがその1/3程度で、あとは作業したりゲームしながら垂れ流しという感じではあります。
しかもその「情報収集」という名目も大したことも記憶に残るものでもない。中には本当に役に立つようなTipsや参考になる情報も多いのは確かですが、惰性で見てしまうものばかりです。しかもYouTubeという動画モンスターは今となってはエンタメ・教養などコンテンツのサラダボウルですし、「YouTubeドリーム」を夢見るノイズたちが次々と産まれては散っていく。
そんなことの繰り返しをこの10数年ずっと続けている、特に最近は余計悪化しているように思えてならないわけです。
エンタメやコンテンツ消費というある種無駄な時間の過ごし方をずっとしてきた人間なのでもちろん全てを否定するつもりはありませんが、ここ数年は本当に価値を見いだせないもので溢れてきたと感じます。これがこの日記最大の考察点であり私が一番興味のあることです。
貴重な電力と自分の時間=生命というリソースを割いてまでこの虚無を見続けることに…何の意味があるの?(ロリ神最高)
デジタルデトックスとまではいかなくとも、そろそろ自分の趣味・プライベート、時間の使い方を本格的に見つめ直す時期が来たのかなと思うことにします。
「無限スクロールのアプリを消せ」これは確かにガチです。
ただ、生産性のない消費行動全てに同じことが言えるとも思います。
本やTV・新聞、お硬い書籍なんかでは得られない情報もインターネッツにはあります。
適切な距離感・フィルタリングで本当に欲する栄養素だけを摂取できる。
YouTubeもそんな場所であってほしい、無作為に利用者の時間を奪うことを最優先した機能拡張をしないでほしい、お前はあちら側に行くな!と切に願うのでした。
おわりに
長々と書いたこの日記をTwitter改めXで、ツイート改めポストするなら
「マジ最近のYouTube新機能やらコンテンツやら全体的にゴミすぎね?」
私の脳内のホリエモン
「ダラダラ動画見ちゃってるお前のほうがゴミなんだよ!」
以上、チャンチャン。
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