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問題集ー良い問題集知りませんか?

この質問ー寺子屋を始めて23年目ですが、答えられない数少ない(笑)難問の1つです。 笑
 
前回の「単語の覚え方」同様、人それぞれ得手不得手があり、みんなにとって「良い」問題集というものはありません。みんなが難しいという問題集がその人のレベルに合っていれば、その人にとっては良い問題集だろうし、これは、簡単すぎる!というものが今、必要な人もいます。
 
そこで、私は、パッと見て、自分がやる気になる気がする文字の多さ、余白の適当さ、フォント、文字の大きさなどで決めることをおススメすることにしています。多くの人が「良い」と言っていても、自分が手に取って、問題を解いてみようと思えなければ、問題集は本棚の飾り、または机の上の邪魔者になってしまいます。
 
良いかどうかは、問題を解いてみないとわからないーなので、買う前にできることは、問題集を本屋さんで買う前に、一度中を見て、分かる問題を解いてみる、、、そして、その解答と解説を読み、その解説が自分にとってしっくりくるものかどうかを確かめること。それができる唯一のアドバイスかもしれません。
 
同時に、今、目の前にある問題集―学校で買わされた問題集はどうなのかを確かめることが、もう一つ前におススメです。私自身は、中学1年生のときから、ほぼ毎日90分ほどの勉強をコツコツ続けて、大学受験生のときも多くて1日2時間の受験勉強で受験を乗り切りましたが、時間が少なすぎたせいかもしれないけれど、自分で買った問題集は、センター入試用の世界史の問題集と、赤本のみで、あとは学校で与えられたもののみで大学受験も乗り越えました。私たちの時代より、―特に、私は、進学校に通っていないのでー今の生徒たちは、学校で必要以上の問題集や参考書を買わされていると思います。その問題集を何回もして、暗記パン状態になってから、次の問題集を探すーーそれが一番効率的で、効果的だと私は思います。
 
問題集選びに、時間をかけて、問題集選びで悩む生徒に限って、それほど成果が出せていないような気がするー私の単なる印象ですが・・・。
 
てらこや新聞 2022年11月号 A Simple Question より
(Y.K)

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