大人たちに考えてほしいこと ②
自動車学校(自動車教習所)のことを「車校」とこの地方では呼ぶようになってきている。
私には、この仕事をし始めて初めて聞いた言葉だった。私は今でも「自動車学校」という。
先日、話の中で、高校3年生が「車校」を使っていたので
ーそれ、方言というか、この辺でしか使えない略語だから。
というと、
「ええぇぇ、そうなんですか?知らなかった。でも、こないだの学校の説明会の配布物にも「車校」って書いてありました。」
と、返ってきて、びっくり。
ーはぃ? 学校の配布物に「車校」?
・・・・ここ10数年ぐらい、ときどきある。
先生たちの言葉のセンスに、耳や目を疑う話が、、、その1つに連なる話だ。
少し前には「おにご」
おにごっこのことを小学生がそう言っていて、私は、ぞっとした。
私にとって「おにご」は「親に似ない子」だった。他に「歯が生えて生まれてきた子」「鬼のような荒々しい子」という意味がある。
そして、聞いてみると、担任の先生もそう言うという。
「体育で、今日は「おにご」をします!」
ーーーって、まず、学校の授業で、先生の言葉の中で「っこ」を略す必要ありますか?
と、聞きに行きたくなった。
寺子屋で禁句になっている「やばい」も、連発する先生も多い。
別に、使うなとは言わない。
でも、子どもたちの前で、もう少し大人の自覚のある言葉を使ってほしいーというか、大人の自覚を持ってほしいと思う。
子どもたちに、時と場合によって言葉を使い分けることを教えてほしい。
それが、彼らの語彙力、言語運用能力、そして、思考力につながっていくはずだから。
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