5月の思い出 ②
5月の半ばの東京滞在の1日目の夜に
寺子屋卒業生5名 (18歳~32歳)
私の大学の同級生7名
(50代のおじさん2名・おばさん5名)
という、ちょっと変わった組み合わせの食事会があった。
若い子たちには、話せるおじさん、おばさんがいることを知ってほしかったし、彼ら自身にも、いろんな人と話す経験をしてほしいと思っていた。
同時に、このところ私が上京できる機会も期間も少なくなっているので、分けて会うのも難しければ、分けなくていいんじゃない?というもともとの私の性格もあり、セッティングしてもらった。
以前、就職活動を前に当時大学3年生の卒業生に頼まれて、友人に集まってもらったことがある。それ以来なので、その彼がすでに30代になろうとしているのだから、もう7、8年ぶりだ。
私自身、高校時代に留年し、高校の1年と大学院時代をアメリカで過ごしたこともあり、もはや友人についてはどの時代のどこの友人なのかわからなくなっているため、大学院、大学、中学・高校時代の友人たち、幼馴染などごちゃまぜの食事会を何度もしている。
昨年の春に訪れたNYで再会したアメリカ人の友人は、私の大学院時代の親友たちのルームメートで、今、私は、その親友たちよりもむしろ彼との方がより頻繁に連絡を取り合っている。
先日、ニューヨークで、私の高校留学時の友人と大学院留学時の友人が、なぜだか(笑)私抜きで食事に行ったと報告をもらった。 笑
出会いは、単なるきっかけで、それが友情や、人脈となっていくかどうかは、自分で次につなげていく、つなげていけるかどうかにかかっている。
私は、生徒たちに
人を大切にして、人脈は使えるだけ使え
と、伝えたい。
そして、私自身が
若者に提供できるものはできるだけ、惜しみなく提供したいと思っている。
いつも生徒には、
友だちなんて多くなくて良い。ほんの一握りでかまわない
と、言うし、心からそう思っているのだけれど、、、、
何かっていう時に、頼れ、助けてくれる人を大切にできる人であってほしい。そして、そんなときに、大切にしてもらえる人であってほしい。
私の教え子たちをも、小父さん、小母さんとして暖かい目で受け入れてくれる本当に心の広い素敵な友人が、私にはたくさんいることを改めて知り、
感謝すると同時に、
その食事会は、その私の大切にしている友人たちに誠実に対応してくれた教え子たちを誇りに思うひとときでもあった。