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てらこやのひび ⑪

先日、小学4年生の算数の授業中、叫んだ 私

ー384キロの犬、想像してみて!!!

我が家の犬は大型犬で、ちょっとおデブさん・・・それでも42キロ。
引っ張られたり、突進されたりしたら結構大変。

384キロって・・・例えば・・・

お相撲さんでもいないよ。そんな体重の人。

というと、

ーそうやな、ほんまや!

と、4年生くん。

問題は一郎くんは体重が48キロ、弟の次郎くんの体重は36キロ。一郎くんの体重は犬のサブローの体重の8倍です。サブローの体重は?

という問題。48×8をしてしまった4年生くん。

教室にいた人皆で大笑いしてから、間違い、勘違いは誰でもすることだけれど、出した答えが問題に合っているか考えよう。算数で想像できないものはないはずだからと、声をかけて、次の問題へと移った。

この24年ほど、珍解答はたくさんある。分速10mの車や秒速75kmの馬、ギネスの記録ものの数字がちょくちょく出てくる。

1数える間に、四日市くらいまで行っちゃう馬は、多分、そこら辺の塀にぶつかって、即死。四日市までたどり着かない。(._.)

なんて、話をしてみる。

想像してみよう。

算数は、学校で学ぶ科目の中で一番生活に直結しているもの。

文章題も、日本語力が問われるし、高校生の英語というか日本語力に驚いた私が、最初に英語以外に開設した講座が「算数講座」。

公式を教える前に、きちんと状況を想像して把握し、理解してほしいと思っている。

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