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#12 困難な時期を乗り越える4つの方法

人生にはいろいろなそれぞれの人に乗り越えなければならない時期があります。私の息子殿もただいま大いなる試練の高校受験期。
中学生活の多感な時期の悩みや葛藤も抱えてのこのコロナ禍での2年でした。思うようにならないことも多かったはずです。そんな彼らに校長先生から大変沁みる言葉をかけていただいたので、ぜひ皆さんにも共有させてください。

ビジネスのコーチングをしているスー・ホークス氏の著書によると、辛い出来事に立ち向かい、人生の困難な時期を乗り越えるには4つの方法があるそうです。

1.「大事なことに集中する」
  困難なときには、「○○になったらどうしよう…、もしかしたら○○になるんじゃないか…、他の人はどうなんだろう…」といろいろなことを想像しがちですが、「こうしたことを心配するのは人生の無駄だ」と言っています。こういうときは、「自分にとって今、もっとも大切なことを優先する。後悔していることを全て洗い出し、それに対応すること」だとホークス氏は言っています。

2.「1日1歩前進する」
  その一歩は大きくても小さくても構わない。今の自分に歩める一歩が大切。1日に達成したことを書き出してみることをお勧めします。可視化することで、またそこから何かが生まれるでしょう。
「できたこと」を毎日一つでもメモしておくのもいいですね。

3.「他者と支援し合う」
  辛い瞬間を一人で乗り越えようとしないで、人に助けを求めるということ。人は誰もが優しい心を持っていますが、でもそんな優しい心を持っている人が困っている人を助けたいと思っても、どうすればいいかわからないことも多いのも事実です。「自分が助けてほしいことのリストを作って他の人と共有しなさい」とホークス氏は言っています。負担の一部を一緒に持ってもらうということをためらわない、堂々と「これを助けてください」と言える勇気を持ってみましょう。

4.「忍耐力を持つ」
  悲しみや辛さを乗り越えるための時間は状況や人によって違います。「悲しみが完全に消えることはないが、時間が経てば良くなることを知ってほしい。時が経てば、本当に回復するのだ」とホークス氏は言っています。
ForbesJapan

受験生の母である私にもとても響いた話でした。
コーチングは指導ではありません。

「自ら考えられるとともに、行動できるようにサポートすること」です。

人生にとって「無駄なこと」は何一つありませんが、自分でコントロールすることで結果が変わるのであれば悩んでもいいのです。でも、自分でコントロールできないものに「どうしよう。どうしよう」とただ悩むのはこれは本当にもったいない。それを悩む時間があるなら一歩でも足を前に出してみましょう。

「餅は餅屋」
まずは自分で考えてみることは必要だけれども、専門家や長けている人に意見を仰ぐのもまた必要なことです。

自分にとって今、もっとも大切なことを優先する。後悔していることを全て洗い出し、それに対応すること。1日の中でできる目標や課題を持ち、1日に達成したことを書き出してみること。
そして、
自分が助けてほしいことのリストを作って他の人と共有し、負担の一部を一緒に持ってもらうということをためらわない、堂々と「これを助けてください。」と言える勇気を持ってみましょう。


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