【開講20周年】JAKENさんの特集 vol.1~全文読めます!~
こんにちは!
ご覧になられた方も多いかと思いますが、来年4月で20周年を迎えるにあたり、県北タウン情報誌JAKENさんに特集を組んでもらうことになりました。JAKENさんの許可もありブログやHPで全文公開いたします。
特集を組む?
そうなんです、1回で終わりではありません。
今回は私のインタビューが掲載されたのですが、今後は作州地域の企業や団体のリーダーと対談をし地域活性化を模索していきたいと考えております。
というのも、塾も少子高齢化の影響を受け、今までと同じような教育活動が
継続できなくなっていて地域の活性化が不可欠なためです。
1.日本の教育は持続不可能になりつつある!?
持続可能な教育はどうやったら実現可能なのでしょうか。
ここで最近よく聞くSDGs(エス・ディ・ジーズ)という言葉を出します。
SDGとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、国連で決められた世界共通の目標です。新聞やテレビのCMでもよく見られるようになったこの言葉。なぜ、ここまで注目されているのでしょうか。
今までの企業は、言い方は悪いのですが「どんな手を使ってでも」売上・利益をあげることを至上としてきましたが、それでは地球がもたない・環境がもたない・人々の格差が広がりすぎる、ということに世界のリーダーや投資家たちが気づいてきました。もちろん企業が売上や利益を追うことは当たり前でそれを完全否定はできませんが、環境や社会への責任を果たしていない企業は投資家も投資対象から外すといったことが国連に提唱されたのです。
つまり、SDGsを推進していない企業は生き残れない、といっても過言ではありません。
教育においても、SDGsのなかに「すべての人に質の高い教育を」という目標があります。残念ながら日本の中でも教育の質の格差が住む場所によって年々拡大しており、これから5年・10年後には益々広がっていく可能性が高いと言われています。
たとえば、学校教育だけでは十分な学びを得られない子どものために補習塾があります。ところが、人口の少ない地域に少しでも行けば、最寄りの塾まで1時間かかる・塾の費用は年々上がる(例:毎月3万円・講習は10万円!?)と、教育に対する家庭負担は明らかに増大しています。
「なぜ塾の月謝は上がるの?」と思うでしょうが、塾もお金儲けのためというより組織の維持のために仕方なく指導料を値上げしている状況です。
てらこやのような小さな組織は値上げせずに持続可能ですが、教室や正社員が多い塾は少子化やコロナ禍の状況についていけず、やむなく値上げしています。
少子化 ⇒ 塾や大学などの教育費は確実に上がる ⇒ ますます少子化
ちょっとこの流れは変えないとまずい!と思いませんか?
誰も子育てをしたくなくなり結婚する若者も減っているのも頷けます。
2.持続可能な地域にしていく
では、どうやったらこの悪循環を変えられるか。
そのポイントは世界だけでなく、私たちが住んでいる作州地域でも「持続可能な地域にしていく」ことだと私は考えています。
教育の面では「すべての人に質の高い教育を」実現していきます。
てらこやの目指す学習環境はこうです。
目標「すべての人に質の高い教育を」
そのために「子育てに積極的な地域に変える」
条件として「家庭・学校・地域(塾もその1つ)」が前向きに協力
つまり、子育てを「親・学校・塾」など、誰か1人のせいにするのではなく、みんなで子育て・みんなで学習していくのです。
てらこやでも、今年度から「受験に成功した先輩が後輩を指導する仕組み」を取り入れて、明らかに教室の雰囲気が変わっています。勉強ができる人や子育ての意識の高い人に囲まれると自然に学力は上がるのはなんとなくわかりますよね。
このように一人の優秀な先生やリーダーに依存するのではなく、学習環境を明るく前向きにすることを中心に考え、みんなで子育て・みんなで学習していく仕組みを作っていきます。
少子高齢化を止めることは私にはできません。
しかし「作州地域のみんなで前向きに子育てしようよ!」
ということくらいはアナウンスできると思うのです。
そこで、JAKENさんで縁ある方と対談してみんなでこの地域のことについて
考えていければと思い今回の企画をスタートしたわけです。
対談で、企業や団体を元気に紹介!
⇒作州地域を持続可能な地域にしていく
⇒子どもたちに明るい未来を残すことができる
SDGsについて塾が発信していくことで、子どもたちは質の高い教育を受けられるようになり、前向きな環境で教育も受けられ、自学力もつくのではないでしょうか。
ん~道のりは険しいですが、とにかくやりましょう!行動あるのみ!
岡山県北のSDGsネットワークを作れたらいですね!
3.1回目の記事補足・2回目の予告
前置きが長くなりました。
今回は、JAKENさんに掲載された1回目の記事の補足と、2回目以降の予告を行います。
◆1回目の記事の補足。え!?塾長って公務員になりかけてたの?
そうなんです(笑)
私にはいくつか黒歴史があるのですが、今回JAKENさんのインタビューでは
塾を開講するきっかけが掲載されています。
受けたのはズバリ岡山市役所。
ごめんなさい、津山出身なのに政令指定都市になる岡山に憧れていました(笑)
そもそも私は理系で、数学や物理ばかり勉強して文系アレルギーがあったのですが、
同級生が話す政治や経済について全くついていけなかったのが悔しくて
文系科目も勉強し始めたのがきっかけです。
無事筆記試験は通り2次の面接で「教育委員会に入りたい!」という志望動機で勝負。
ところが、これがまずかった。
JAKENさんの記事には細かく書いていませんが、
教育委員会とは、学校の先生がしばらく現場を経験して事務方として入るところ。
つまり、教員の事務職なので基本的に教員しかなれません。
面接では、容赦ないツッコミがきます。
「でも、君、教員免許を持っていませんよね?」
はい、終了!笑
「なんでもやります!」という感じで抵抗しましたが受かるわけもなく。
志望動機の下書きを両親や友達に見せたときは、
「教育行政か!いいんじゃない!向いているよ!」なんてしれっと言われました。
なんだよ、指摘してくれよ!と帰りの津山線で思いもしましたが、
いや、これは自分が悪いわと。
津山駅に着く頃には、「塾を立ち上げよう」と決心していました。
◆2回目以降の予告
人の不幸話は面白いですよね(笑)
幸せ自慢は苦手ですが、やらかし自慢は大の得意です!
JAKENさんでは、作州地域の企業や団体のリーダーなどと対談をしていきますが、
チャンスあるようなら他の黒歴史もご紹介したいと思います。
おかげさまで今回の掲載後、一緒に対談をさせてほしい!という方もおります。
実はもう次号のインタビューは終えており、とても楽しくさせていただきました。
インタビュー先はどこか?
それは、みんな知ってる〇〇〇〇〇です!
次号をお楽しみに☆
※本記事は「てらこや広場」の記事をベースに作成し、若干の加筆修正を行っております。
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