なぜ学習塾の仕事を選んだのか(2)
こんにちは。
今回は「なぜ学習塾の仕事を選んだのか(2)」という内容です。
そういえば塾のホームページをご紹介していませんでしたね。
ご存知でない方はこちらをご覧ください。
前回の記事では、大学卒業後に公務員試験を受験したことをお話しました。
簡単な流れを3行にまとめます。
・当時、就職氷河期かつ不健全な大学生だったため就職難に(理系)
・2年計画で公務員試験(国家2種や岡山市役所)を独学で受験(行政職)
・岡山市役所の1次試験に合格 ⇒ 2次試験(今ココ)
前回の記事はこちら
家庭教師をしながら公務員試験勉強
岡山市役所の二次試験に進んだ私は、志望動機について、まさか
「給料が安定しているから」なんてことは言えません。
そこで考えたのが「将来、教育委員会で働きたい」という志望動機です。
嘘ではないです。
自分は教育の仕事に向いていると考えていました。
実は、大学卒業後に公務員試験を2年間独学で学んだのですが、その間働いていなかったわけでなくフリーランスの家庭教師業をしていました。
学生時代でも家庭教師のアルバイトをしており、自分で言うのも何ですがかなり人気講師でした。稼ぎも相当でした。
そんなこともあり、教育行政の仕事を希望するようなことを志願書に書き、両親や知人にチェックしてもらいました。すると、
「いいんじゃない?川島らしいよ!」
「これなら合格するよ!」
なんて感じで皆さん大絶賛なんです。
私はすっかり「ファイト、まん・まん・よ!」の状態になり、この志望動機で岡山市役所の二次面接に挑むことになりました。
二次試験当日
私はドキドキしながら市役所庁舎を訪問し、他の受験者とともに様々な部署で先輩職員から仕事内容の説明を聞きました。
「来年からここで働くかもしれない!」なんて淡い期待を抱きながら。
職場訪問を午前中で終えると午後からは面接です。
集団面接ではなく個別面接でした。
これが怖かったです。
なんと、面接官は15人ほどで受験者1人を取り囲むような部屋で面接をするのです。多分、人生で一番緊張した瞬間です。
私は志望動機をばっちり決めてやるぞと息巻いて面接に挑みました。
挨拶はそこそこに済ませ面接スタート。
ところが、開口一番に言われたのが、
「川島さん、志望動機に教育委員会で働きたいとありますが、
教育委員会は学校の先生がいくところですよ」
え!!!!!!
「しかも、川島さん。教員免許をとっていませんよね。」
え~~~~~~~~!
うそーーん!!!!!
あとは何を聞かれたのは覚えていません。
私の2年間が終了した瞬間でした…。
【補足】
ご存知の方は多いかと思いますが、実は教育委員会は学校の先生が事務方として入るところで、先生の経験がない人が行くところではないようです。
考えれば当たり前のことなのですが…志望動機を書いた時点ではまったく気づかず、チェックした人も誰一人として指摘せず。
「なんで誰も教えてくれないんだよ~~~!」なんて、他責にする気も
起らず絶望しかありませんでした。自分が未熟なだけです( ノД`)シクシク…
今回のお話はここまで。
嘘のようで本当のお話です。
おもしろいでしょ(笑)
次回「なぜ学習塾の仕事を選んだのか(3)」でシリーズ完結します。
ついに「てらこや」が始動。
一体、なぜ塾の仕事を選んだのかが明らかになります。
てらこやの仕事の流儀や2020年8月に開始した新指導「みんなde新聞」の
ルーツも明らかに。
川島のやらかし話を読んで皆さんも
「ファイト、まん・まんよ!」
状態になってください(笑)
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