T

大手メーカ勤務の27歳インハウスデザイナーです。 「メモを取りながら読書する」を習慣に…

T

大手メーカ勤務の27歳インハウスデザイナーです。 「メモを取りながら読書する」を習慣にしています。 若手ビジネスパーソン、就活生、インハウスデザイナーに役立ちそうな本が多いです。 2日に1回更新予定なのでよろしければ、宜しければフォローやご支援をお願いします。

最近の記事

No.10「質問力」斎藤孝著

◾️所感会議やセミナーで上手い質問が中々思いつかないので、何かヒントになることはないかと思い拝読。 ハウツーのような物を想像していましたが、もっと根源的なアドバイスが記載されており、うぐぐぅと唸ってしまう一冊。 ◾️ポイントまとめ ①会話の第一歩は「価値観のすり合わせ」自分の価値観で答えようとしていたらアウト。相手と私の価値観がズレたまま話し続けると相手からは不正解だとみなされる。 ②「ジュークボックス相手にライブは作れない」。 会話の水面下には各人の経験世界がある。相

    • No.9 「イオンを創った女 評伝 小島千鶴子」東海友和著

      ■所感まるで戦国武将の生涯。朝ドラか大河ドラマにできそうな次元。冷静かつ多角的に情報を集めることで、未来を見ることができた人。ご本人自体も凄まじいが、社員に教育の機会を与える「イオン大学」のアイデアも凄い。お金が無くて大学に行けなかったとしてもイオンに勤めれば、経済学やマーケティングの知識を得ることができるということ。まさに企業かくあるべし。もしも自分が会社を興す立場になったとしたら、小島さんのように、何世代にも渡り人の役に立てる仕組みを作りたい。そんな妄想が過ぎるくらい胸を

      • No.8「バビロンの大富豪 -繁栄と富と幸福はいかに築かれるか-」ジョージ・S・クレイソン著

        ◾️所感貯金、資産形成、運用、借金、信用...。 現代のお金の常識が古代都市バビロンでも当たり前に成立していた。過酷な自然環境の中で、知恵を振り絞っていたからこそ、普遍的な法則を見つけ出す事ができたのだと感じた。可能ならば、進路を決める前に一度、社会人になってからもう一度読み直す読み方が良いと思う。お子さんがいる方は、なるべく高校生までに一回本書を読ませてあげてください。 ◾️ポイントまとめ ①人としてやるべきこと ・自分の能力を開発すること ・仕事の技量を高めること ・

        • No.7「論理的美術鑑賞」堀越啓著

          ◾️所感 手垢がついた言葉になってしまうが、まさに目から鱗。 お願いだから中学の美術の授業に組み込んで欲しいと思うほどに素晴らしい。読めば読むほど「もっと前に知れていたら...!」と後悔に苛まれる。まさに最高の美術鑑賞指南所。美術に関わる人や、教養を身につけておきたいビジネスパーソンに強くオススメしたい。 ※この本の中の「美術」とは主に西洋絵画のことを指します。 ◾️ポイントまとめ ①美術で感想を言うな! 好き嫌いは様々な知識を入れ、多角的にみた上で言うべきこと。感想は最

        No.10「質問力」斎藤孝著

        • No.9 「イオンを創った女 評伝 小島千鶴子」東海友和著

        • No.8「バビロンの大富豪 -繁栄と富と幸福はいかに築かれるか-」ジョージ・S・クレイソン著

        • No.7「論理的美術鑑賞」堀越啓著

          No.6「世界観をつくる」水野学×山口周

          ◾️所感会社のマネジメント以上の役職の全ての人に読んで貰いたい一冊。デザイナーはもとい、世間がデザインの力を知り、上手い使い方を知らないといけない、そう気付かせてくれる一冊。 ◾️ポイントまとめ ①何故「世界観の絵」が必要か。 文字は必ず過去の反映になる。②「役に立つ」→「意味がある」 日本人にはクリエイティブ・コンフィデンスがあるか。 ③「売れないは言い訳」 クリエイティブは結果を出す為に動くべき。 ------------------------------------

          No.6「世界観をつくる」水野学×山口周

          No.5 「世界のエリートはなぜ“美意識”を鍛えるのか」山口周著

          ◾️所感この「共感の時代」において、左脳的なデータだけで、誰かを納得させるのは難しくなってきた。つまり、じしの「美意識」を鍛えることで、他人の感性を刺激し、共感や情熱を呼ぶことが必須スキルになってきたということ。そんな時代を良きビジネスパーソンとしてサバイブする為にヒントになることが記載順されています。 ジャッジをする立場の人やプレゼンする機会が多い人に是非読んで頂きたい一冊です。 ◾️ポイント抜粋 ①社会彫刻。 多くの人は芸術vs自分達の社会的行為だと感じているが、自分達

          No.5 「世界のエリートはなぜ“美意識”を鍛えるのか」山口周著

          No.4 「自分の中に毒を持て」岡本太郎著

          ◾️所感 1993年に書かれたにも関わらず、今の世にこそ響く内容。凶暴なまでの情熱で書かれた言葉は、純粋で強烈にストレート。何故彼が「芸術は爆発だ」と言ったのか、きっとこれを読めば理解できるはず。 生きることに勇気を貰える人生のバイブルです。 ◾️抜粋「生まれた時に泣くのは、嬉しいからでも悲しいからでもない。生命が無条件に外に向かってふき出しているのだ」「ただ今を生きる為にエネルギーを発しろ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ネタばれ

          No.4 「自分の中に毒を持て」岡本太郎著

          No.3 「どこでも誰とでも働ける」尾原和啓著

          ◾️所感 自分自身を売り込む為にはどうしたらいいか?そもそも自分が今いる業界はここでいいのか? そんな誰しもが一度は考える疑問。その解決への糸口が記載されている。就活生、新入社員、転職前の人が読むのをオススメします。 ◾️ポイントまとめ ①あなたは今「はじまりの場所」にいるか?今いる業界は古典か、絶頂か、未来か? ②自分自身の棚卸し 自分とは何者で、何ができて、何ができないのかをプロフェス(公言)できるか? ③3つの視点で書く議事メモ ・現場の視点(課題) ・ディレク

          No.3 「どこでも誰とでも働ける」尾原和啓著

          No.2 「頭の回転が速い人の話し方」岡田斗司夫著

          ◾️所感雑談や対話に苦手意識があった為手に取ってみました。少し古い本ですが、根源的なことを述べているので、普遍的に参考になると感じました。主にビジネスシーンで役立ちそうですが、普段の会話でも考え方を活用できそうです。 ◾️ポイントまとめ ①思いついた事をすぐに話すな。 何種類か答えを用意して、相手に合わせてベストなものだけを出力するべき。②独りよがりになるな。 トップギアしか使えないヤツになっていないか?時にはローギアにし、相手が話しやすいように気を使うべき。③理論の上に感

          No.2 「頭の回転が速い人の話し方」岡田斗司夫著

          No.1 「仕事の説明書」田宮直人、西山悠太郎著

          ◾️所感あらゆる切り口からの「仕事の基本」が学べる本だと感じました。間違いなく役に立つので、入社前後の若者が読むと良いと思います。サラリーマン向けの自己啓発本でもありますが、マーケティングや商品戦略の話も多いので、ディレクション能力が欲しいデザイナーにもお薦めだと感じました。構成も読みやすく工夫されているので、理解もしやすいと思います。以下ポイントまとめです。 ◾️ポイントまとめ ①タスク処理<ミッションの理解。 目標の裏にある上司からの本当のメッセージを読み取ること。

          No.1 「仕事の説明書」田宮直人、西山悠太郎著