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深緑と土にまみれて意味付けされていく
先日ご近所の方のご好意で、
ウワミズザクラという桜の苗木をいただきました。
ウワミズザクラは桜の一種なのですが、
いわゆる桜🌸のイメージとは異なる落葉広葉樹の高木。
花言葉は「運命を開く」。
新たな生活のはじまりの意も込めて
わが子の成長と共に育つ木を求めていたので
ご好意に甘えて
「有難く頂戴します 大切に育てます」
とお伝えしたのでした。
勝手ながら
お店で買うような可愛らしい苗木🌱が手渡されるのを想像していたのですが、まったく異なっていました…。
軽トラックで畑まで行き、
その敷地内の畑と林の間みたいなところから大の大人の男手2人力で1時間以上かけてショベル(大)で苗木(??)を掘り起こし、根元周辺をノコギリで丁寧に削ぎ落としながら周囲の土ごとマルっと包んで、軽トラに載せて運んで移植したのでした💦
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ちなみに、
なんでも移植できるわけでもなく、土地柄にあったモノがあるため見極めが大切だと。カッコいいからといって無闇に外から苗木を持ってきてもダメで、相性が重要。
また、
相性が良くても無理やり引き抜いて根元を損傷させると弱ってしまうので、周辺の土ごとマルっと本体に極力損傷のない形で取りだすことが大切で、移植に適切な時期もあると。
学ぶほどにヒトや組織、事業と同じだなぁとしみじみするわけです(職業病w)。
当然ながら
移植される苗木の根元周辺の土々と、受け入れ側の土地は移植し埋め固めてもまだ苗木が育つ土壌としては脆い状態。時が経つにつれて雨により地面が水を吸収することで徐々に大地として馴染んでいくのだとか。
雨降って地固まるとはこういうことか…
昔の人は上手いこと言ったものだな…
ヒトや組織、事業とやっぱり同じじゃん…etc
土に塗れブツブツうなりながら、えもいわれぬ充実感でいっぱいになりました笑
一生懸命時間をかけて
一心不乱に作業に没頭し
全身泥だらけで汗だらけ。
今回の苗木の移植って何か意味あるの?と問われても世間的には限りなくどうでもよいこと。
僕の中にしか意味は無くて。
しかしながら
それがまた尊い形で意味付けされていくのです。
少しだけ言語化すると
苗木を生きたまま移植をするために
教えていただいた抑えるべきポイントは、
僕が5年前に交通事故で首の骨を折って死にかけたときに、護られた命に値する生き方を全うする上で今後大切にしたいポイントと重なったりするわけです。
当時は
ICUで1ヶ月間天井見上げながら
(首から下/全身不髄の可能性が高くて)
果たして生きてて良かったのか、そう思える日がくるのか…いや、そう思える人生にしてやるんだと怖くて震えながらも自身を懸命に奮い立たせていた日々を思い出しながら、色んな奇跡が重なり今に至ります。
生かしてくれてありがとう。
ゆっくりじっくり思いっきり根を張って
生かされながら生きていこう🍀
自分の声とも苗木の声とも思えるわけですが、
紡いだ生命をわが子と苗木に重ねながら
身も心も感謝の気持ちでいっぱいになりました😊✨
今後ともご縁ある方々との関係性を育みながら
一日一日を大切にしたいと思います。
皆さまも素敵な週末になりますように❗️
やりたいことで価値創造。ヒトのやってみたいを支援してます。2019年2月交通事故で重症。環椎骨折(首の骨が折れる)・数週間ICU(集中治療)と要介護の身体・体験を通じ、生きるとは?使命とは?を問い続ける。護られた命を大切に いまここ のスタンスで発信。