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お茶を作るために育てた矢車菊の青い花

5月、矢車菊の苗を庭のあちこちに植えた時には、これだけ植えたらどれほどたくさん花が収穫できるだろうかと思っていたけれど、この夏はひどい干ばつで、パティオの大鉢に植えた苗以外は水やりを忘れたりした時に干上がってしまい跡形もなくなった。

鉢植えの花は順調に咲き続け、そのハッとするような青い花を毎朝数個ぷちっと千切ってはザルに入れて順繰りで乾かしていく。夏の終わりにはザル一杯の花が貯まった。

地元のティールームで売られているいるブルーベリーティーに乾燥した矢車菊の花がブレンドされている。以下の商品と似た感じのお茶で、お湯を注ぐ前にパッと目に入って来る青が涼し気で、儚げで、お茶を飲む前から優しい気持ちになる。

秋になったのでそろそろこの花をブレンドして自分専用のお茶を作ろうか。名前はEphemeral blue petal tea(儚い青い花びらのお茶)にしよう。