見出し画像

ロゴ作りました☆『ちゃぶ台相談室 vol.2』

1年経っちゃった!

おおよそ(note 開始から)1周年だ。だから何ということでもないのだけど、10月始動でアトリエ開所できたのを機に『ちゃぶ台相談室』と称して「素人のためのデザイン相談室」としての機能を持たせることにした。

発端は、受発注時にたびたび起こる「ギャラ交渉をめぐる食い違い」などのトラブルからだ。そのへんは前回の投稿で長々と書いている。

とはいえ普段は単なる「個人の仕事場」である。
地元に、というか究極的には全ての人にデザインの D.I.Y. 化の推奨を目指す訳だが、普通のボロアパートだし看板もないのでは相談のしようもない...


まぁ手前味噌ですが...

幸いにも10月、11月と(自分の要領の悪さにしては)超多忙だったのもあって、仕事の合間の「相談室」はあまり機能していないのだけど、相談にきて欲しい人たちに向けて、

たかがロゴマークにも見た目だけでなくって、色や形に理念とか目的観とかメッセージとして込めるモンなんだぜ!

ってのを訴えるのにもってこいとばかりにひとつ作って発表してみた。

画像1


もともとは「東久留米市内ってどうしてここまでデザインが機能してないんだろう...?」という嘆きにも近い「舌打ち」からスタートした。(解説文は読み難いので画像の後ろに記載)

画像2

〜ロゴマークのメッセージ
舌打ちの「ち」、ちゃぶ台の「ち」を変形させたちゃぶ台型を作成。【「ちゃぶ台」で「t(talk)」したら得るもの(+)がある?かも?】
とのメッセージを図案化。フォント選びも単なる好みではなく「少し脇の甘い」「地元のクリニック」な感じ(→ 相談しやすい)に寄せています。
【解説左上】
楕円に少し足したら「ち」の文字になりそう?というところから発案。
「t」と「+」文字に見えるところを「うつくし明朝体」の部分を拝借。
【解説右】
「うつくし明朝体」のカーブと楕円のカーブと組み合わせて「ちゃぶ台」の天板に。太さを変えることでひらがならしさと「レトロならではのガタつき」を表現。
【解説下】
「うつくし明朝体」をベースに太さ・角丸・ひらがなの傾斜やサイズも調整。『台』の文字の楕円で『ちゃぶ台』天板を連想させる遊び心を。
同じ形をちゃぶ台の脚にも採用。


少ない言葉で、あるいは言葉を使わずに「伝える」ことができる、ということを知ってほしい。喧嘩をしたいのではなくて、でもここだけは押さえといて欲しい!!(まぁ自分でデザイン上手いとは思わないけど...)

画像3


ここだけは読んどいて!

それでも「デザインなんて必要ねぇ」「文章なんて書いてありゃぁ良いんだよ!」なんて思ってる人、いるかもしれません。正直すぐには伝わらないかもしれません。下手したら「挑発」とさえ取られかねない。

そんな方にもここだけでも読んで欲しい、ということでもう一度(笑)。

【「舌打ち」を「雑談」に。】
目的を先に言ってしまうと「デザインをあたりまえに」することです。
たぶん関心すら持たれていない故に、ツッコミどころ満載な東久留米のデザイン。それらを必ずしも自分が手がけるのではなく、D.I.Y.でもある程度カタチになるお手伝いならできるのではないか...?
せっかく借りた自身の仕事場があるのなら、その半分、あるいは1/3 を「素人のためのデザイン相談所」の機能を加えたいと思い立ち、はじめのデザインとして、そのロゴを作成しました。
「ち」から始まった、その長い道のりはどれだけ時間がかかるか判らない。真っ向から話しても、たぶんすぐには伝わらない。
「デザイン=課題解決」とは言うけれど、いま必要なのは正論をかますことでも答えを求めることではなく「雑談」の積み重ねではなかろうか。
昭和の言葉で言うのなら「お茶!」もしくは「飲みニュケーション」といったところか。そんな場がないと思ったから自分で作った。
「デザインはみんなのもの」ということをまだ知らない全ての人たちへ。


(オマケ)自分がモロ写りですが...w


ちょうど名札もなかったので、こんな感じで表札付けました☆

ぜひお気軽にどうぞ。


画像4


クドイようだが「デザインはみんなのもの」なのだ。

サポートいただけたらさらに嬉しいです。実製作も含めた更なる発信に活かしたいと思います。