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ウィル・リースタイル

皆んなの憧れというと言い過ぎだけど、僕、僕より上の世代で影響を受けている人は多いはずです。
いわゆるNYサウンド、NYスタジオワーク全盛を担っていた一人。
マーカスのインタビューで読みましたが、80年前後のNYのスタジオシーンは5人のベーシストで8割、9割の仕事を回していたとの事。

NYの仕事スタイルは車ではなく徒歩が基本、数ブロック間隔でスタジオが存在していた為、ベース一本持って仕事に行くスタイルだった様です。
逆にLAは広範囲な為、車移動がが基本。1日にこなせる仕事は限られていた様です。2本程度かな。。

NYは一本のベースでスタジオを渡り歩く、そしてアンプを鳴らす事なくライン録りだった為、マーカスはロジャーサドウスキーにプリアンプを内蔵することを勧められてあの楽器にTCTを入れました。

話がそれた(笑)ウィルの話です。

僕がハマったのは盟友のハイラムブロックのアルバムかな。
↓超名盤。大好き。

1988年。ウィルの音もかなりパキッとしています。この辺りのSadowskyのプリはこんな感じですね。これはこれでよき音!

もっと遡れば24丁目バンド

ここではトレードマークだったプレベをブンブン弾きまくってます。
これでプレベを好きになったのかも。
ブレッカーブラザーズの1stもウィルのパッシブサウンドが聞けます。

そして矢野顕子さんとの共演も長いですね。


スタジオワークに至っては数え切れないほどの経歴。
とにかく歌心溢れる、心が踊るベースを奏でています。
歌も素晴らしく、ボイトレを受ける様になってからは酒、タバコを絶って声を第一に考えてるとのこと。完全にプロフェッショナルの考えですね。

日本の音楽リスナーにグッと親しみやすさを持たせてくれるのがSmappies。

SMAPは1994年にリリースしたアルバム『SMAP 006〜SEXY SIX〜』以降、著名なジャズ・フュージョンのミュージシャンをアルバム製作時のレコーディング・メンバーとして多数迎えるようになった。その参加ミュージシャンの顔ぶれの豪華さは、SMAPのファンのみならず、ジャズ・フュージョンの愛好家からも驚きを持って迎えられた。

Smapの楽曲を一流のスタジオプレイヤーが演奏したアルバム。
インスト、歌物どちらもリアレンジされ最高の仕上がり。
2枚出ていますが、どちらも大好きで聞きまくりました。

これを聞いて歌物のバックでもこれだけご機嫌に弾いてもいいんだ!と思った記憶があります。

それくらい影響を受けた2枚。

からのレッスンに。
ベースマガジンで担当した「低音グルーヴ偉人伝」のウィル・リースタイル
譜面と音源、解説です。

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