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疾風迅雷脚

半ば自分の中で答えは出ている。だが、それをするには捨てなければいけないものや不安がつきまとう。そして進むためには、誰かに背中を押してもらったり、隣にいてもらったりするのが必要なのかもしれない。だが、それすらも捨てなければいけない。なぜならおそらく進めば残ってはいても確かに自分が変わるからだ。その変わった俺からしたらとるアプローチも何もかも今とは違うものになるだろう。だからこそ今ある物が無くなるのが怖い。だがどこかでケリをつけなくてはいけない。なぜなら立ち止まって縋る瞬間に依存という一番やりたくなかった結果を生むからだ。流れを止めた水が腐るみたいに。でも、その先でまた新しく考えれば良い。カップリングをその度に少し見つめ直す。その上でも捨てなきゃいけないものはあまりないと学んだ。しかし変化の瞬間はいつも一人だ。答えはその時には輪郭を帯びて目の前に現れる。進むのか止まるのか、もしかしたら他に何かあるのか。答えはまだ出ない。

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