ぶんぶん微分積分(2)
こんにちは、俺です。文くんです。
みんな見ててくれ!俺はこれから次元を超えるぜ!(誰に言っている)
「三角関数の時にもお世話になった、グラフを作るページに数字を代入してみるよ。0次元からいくよ」
【HTML5製】2次元グラフビューア「htmlplot(ver.0.1)」のご紹介
http://www.natural-science.or.jp/article/20140816165208.php
「水平線が見える・・・」
「x(エックス)の数字がいくつでも、yはずっと0だから少しも傾いていないよね。次は1次元、つまり1次関数のグラフ」
「傾いた。数学の授業でよく見るやつね」
「そうそう。そして2次元、平面だよ、x²(エックスの2乗)だよ、xかけるx(エックス)だよ」
「これも、よく見るよ」
「y軸(縦軸)の数字を確認しておいてね。せっかくだから3次元もいくよ。x³(エックスの3乗)ね」
「桁がえぐくなってきた。10で1000までいっちゃうんだ」
「もっとえぐくなるよ。はい、4次元のx⁴(エックスの4乗)」
「えぐ・・・って、あれ、2乗のグラフに似てる」
「そうなの。5乗は3乗に似るよ。奇数と偶数で傾きがかわる・・・というか、マイナスを偶数回かければ+(プラス)になるから、マイナス方向もプラスになっちゃうって単純な理由だけどね」
「え、ちょっと待って・・・縦軸yのメモリはこんなにえぐくなるのに、横軸xはずっと同じだ。0の近くは線が0から動いてないように見えるのに」
「少しずつ動いてるんだけど、途中から急におかしいくらい増える。文くんがよく見るって言ったx²(エックスの2乗)でさえ、y軸の桁はメモリが横軸よりずっと大きいって気づいておいてね」
確かに、x²(エックスの2乗)のグラフは1つのメモリがx軸は1なのに対して、y軸は1つのメモリがすでに20になっていた。もし、縦も横も同じメモリ幅だったら高さが10までしかないから、xが4の時にyは4×4の16ですでに画面から飛び出てしまうわけだ。それってほぼ、真上じゃん・・・
俺は背筋がぞっとするのを感じた。
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