【せたがや図鑑】東京農業大学生活協同組合
せたがや図鑑で、せたがやの生協(生活協同組合)について取材しているあみです。
今回は世田谷区の大学で唯一、生活協同組合がある
東京農業大学生活協同組合で職員として働かれている大野潔さんにお話を伺いました。
東京農業大学生活協同組合は名前のとおり、大学生向けの生活協同組合です。
その中に学生委員会というものが設置されていて、学生が安心して学生生活を送れるように様々な活動が行われています!
1.友達に誘われて入った学生委員会
大野さんは東京農業大学出身で生活協同組合の学生委員会の1人でした。その中で魅力ある大学作りに奮闘していました。
卒業後の進路をどうしようかと考えていたとき、大学生協であれば魅力ある大学作りに携われると思ってこの仕事を選んだそうです。
2.大学生協に対する想い
ーー大学をよりよいものにする大学生協
生協とは1人でやるのではなく、みんなと一緒にものごとを作り上げていく組織であり、みんなで大学をよりよいものにしようという気持ちで同じ方向に向かって頑張っていて、みんなの想いが形になるということが協同組合の良いところです。
大学生協は一般的に言われる生協とは少し違った組織です。
名前のとおり、大学生向けに活動をしているため、大学生が成長していくことに携わっていく、成長するにあたって必要なものやサービスを提供していく、そして何より、もっと生協について知ってほしいという想いがあります。
だからこそ、活動ばかりをメインに発信しがちで、自分たちの生協に対する想いを伝えることを欠落しがちで歯がゆい気持ちもあります。
3.もっと学生にとって身近なものになって欲しい…
ーーインターカレッジコープの存在
世田谷区には大学生協が東京農業大学にしかありません。
そのため他の大学の学生が繋がりを持つには難しいと感じる方が大半ですが、東京には東京インターカレッジコープという東京都内の生協がない大学の学生を対象にした大学生協があります。
東京インターカレッジコープはそんな方々が立ち上げた生協で様々な大学の学生が利用しています。
東京農業大学生活協同組合では、学生が安心して楽しい学生生活が送れるよう、学生総合共済、就活支援、公務員講座、事業連合などの事業を行っています。
ただ、生協は社会人が利用するものという思われることが多く、学生のうちから利用しようと思う人が少ないのが現状です。
4.インタビューを通して
今回大野さんを取材させていただき、大学生協の存在を知ることで、生協をより身近なものに感じることができました。
大野さんもおっしゃっていたように大学生協の認知度は決して高くはありません。
コロナ禍で学生生活が大きく変わり、まだ不安な日々が続いている人も学生の中にはたくさんいます。地方から上京してきてひとり暮らしをしている人はもっと不安だったと思います。
そういうときに大学生協の存在が必要だなと感じました。ここまで学生の言葉を拾い、寄り添ってくれる存在はなかなかありません。
今回取材させていただいた大野さんが働かれている東京農業大学生活協同組合も途中で紹介させていただいた東京インターカレッジコープも素晴らしい想いを持って活動されています。
まずは知ってみることが大切だと思うので、ぜひ皆さん一度検索してみてどのような活動を行っているのか見てみてください!
もしかしたら、皆さんの暮らしをよりよくするヒントが隠されているかもしれません。
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