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桐生のこと

 葬式に出た。
 クラスメイトだった桐生つかさの葬式だ。
 参列した生徒はみんな全員制服を着て、黒いリボンを胸につけている。
 親族らしい中年の男女があちこちにかたまり、ヒソヒソと細い声で話し合っている。
 話の内容に興味はないけど、葬式に来て何をそんなに喋ることがあるのだろうと思う。
 クラスメイトの女子はすすり泣いている奴もいて、ハンカチをくしゃくしゃに握りしめている。
 その女子を慰めるように、数人の女子が肩を撫でたり背中を擦ったりしている。
 男子はといえば、所在なさげにぽつりぽつりと立って、細かく降ってきた雨にうたれている。
 肩にあたりに雨粒が光り、制服の黒さを引き立てていた。
 線香の臭いが鼻をつく。
 そして、まだ感じられないはずの死人の臭い。
 桐生は葬式のプロフェッショナルの手によってきれいに身を清められ、防腐処置をされ、きちんとした着物を着せられて棺桶に横たわっているはずだ。
 腐臭がしてくることもないはずだ。
 それでもそこには死の気配があった。
 絶対的に逃れられない死と腐肉の臭い。
 桐生の母親らしい中年の女は黒い和装で呆然と佇み、桐生が収まった棺桶を眺めていた。
 時折、夫らしい男が何言かささやいている。
 僕は、靴を脱いで式場に上がらせてもらうと、きちんと敷いてある座布団を避けながら桐生が収まった棺桶に近づいた。
 死者の顔が見えるように作られた小窓からは、桐生の顔が見えた。
 死に化粧が施された桐生は生きている時よりさらに大人びて見えて、死んでいるのか実感できない。
 そっと頬に触れてみると、蝋に触れるように冷たくて硬い。
 長い睫毛が影を落として、若くして散った命の儚さがにじみ出ている。
 ――とでも思っていればいいのだろうか。
 死んだ肉はただの肉だ。
 犬も、猫も、どんな動物も。
 牛や豚や鶏だってそうだ。
 みんないつも死骸を食べているのに、人間だけは特別に扱う。
 死ぬことに何か意味があるのだろうか。
 もっと言うと、死んだあとに葬式をする必要があるのだろうか。
 そしてそれに参加する意義など、あるのだろうか。
 牛や豚や鶏のように、何事もなかったのかのように焼いて処理されてしまえばいいのに。
 桐生は、何か言いたそうな顔をしていた。
 確かに、この若さで死ねば、何か言いたいことのひとつやふたつあるだろう。
 だけど僕は聞かない。
 聞きたくもない。
 もう死んだのだから。
「つかさ~」
 女子の声が桐生を呼ぶ。
 呼んでも、桐生は起き上がらない。
 泣きじゃくっている女子は、泣いている自分達に酔っているだけだ。
 そもそも僕と桐生は、そんなに仲はよくなかった。
 挨拶をかわすこともなかった。
 なのに、クラスメイトというだけで葬式に強制的に参加させられ、したくもない辛気臭い顔をして、読経を聞かなければならない。
 そのうち、足もしびれてくる。
 僕は、改めて桐生の顔を覗きこんで、じっと眺めた。
「泣いてくれないの?」
 桐生が目を開いて聞いてきた。
「別に。泣くほどのこともないしね」
「そう。薄情ね」
 桐生はつんとした声で言った。
 桐生は前からこんな感じだった。
 こんな感じとはどんな感じなのか
 なんとなく説明しずらいけど、そっけないというか、達観しているというか、おおよそ女子中学生らしくない。
 挨拶なんてしなくてもそれくらいはわかる。
 僕だってわかる。
「私、このまま焼かれちゃうのね」
「そうだね」
「熱いかな」
「熱いだろうね」
「怖いな」
「怖くないよ。君は死んでるから、何も感じない。じっとしてればしばらくして骨になる」
「慰めようとは思わないの?」
「だって君は死んでるじゃないか。今さら慰めてなんになるの?」
「それもそうね」
 桐生は溜息をついたようだった。
 そう見えただけで、息は多分出ていない。
 肺が死んでいるのだから。
「あなたは何をしているの?」
「桐生のご両親に挨拶して、なんかゴニョゴニョ言った。それから、君の冥福を祈っている」
「祈ってくれるのね」
「形だけね」
 桐生がまた溜息をついた。
 しつこいけど、彼女の肺はもう死んでいる。
「もう少し生きていたかった」
「何かやり残したことでもあるの?」
「恋人が欲しかった」
「僕はなってあげられない」
「あなたはイヤ。気持ち悪いから」
「そう。結構お似合いかもよ」
「勝手にそう思っていれば」
 桐生は、動かしたくても動かせない体をどうにかしようと苦悶しているようだった。
 僕がそう感じただけだけど。
「セックスとかしたかった」
「してないの?」
「してないよ。キスもまだよ」
「案外、純情なんだね」
「そういう言い方が気持ち悪い」
 雨が強くなってきたようだ。
 窓が風を受けてガタガタと揺れる。
 桐生が収まった棺桶の房飾りも、ふわりと浮いた。
「生まれ変わったら、キスでもセックスでもいくらでもすればいい」
「そんなこと信じてるの?」
「雰囲気的に言ってみようかと思って」
「やっぱりあなた気持ち悪いわ」
 桐生は繰り返す。
 僕はそこまで気持ち悪いキャラではないはずだけど、桐生には未だに嫌悪されているらしい。
「それじゃあね」
 僕はそう言って、立ち上がった。
 桐生も言いたいことは言っただろうし、僕
もそれを聞いた。
 それで十分じゃないか。
 やりたくなかったことをやったのだから、やれやれといった感じだ。
 桐生の顔は、最初に見た時のままだ。
 鼻の穴にそっと詰められた脱脂を見て、少し笑った。
 桐生、おまえ面白いよ。
 そんなことを思うのは不謹慎だとは思いつつも、面白いものはしょうがない。
 鼻の穴に脱脂綿を詰めるなんて鼻血を出した時ぐらいしかないのだから、死んだ時だって楽しんでいいだろう。
 僕は棺桶をあとにして、座布団を避けながらクラスメイトの中に混ざった。
 女子のすすり泣きは続いている。
 男子は、所在なさげに突っ立ったままだ。
「雨も降ってきましたし、皆様、中へお入りください」
 葬儀社の社員らしいきりりとした美女が、暗愚な羊の群れのようなクラスメイトや桐生の親戚達を葬儀場の中へ案内する。
 美女のきっぱりとした態度は、今まで何度も羊を操ってきた貫禄というか、気合いがあった。
 雨は、さっきよりも強くなっていた。
 桐生、さあこれから君は「正式」に死ぬんだ。
 喜ぶべきことだろう。
 ようやくここまできたのだから、もう引き返すことはない。
 僕は座布団のひとつに正座をして、読経を聞いた。
 みんなそうしている。
 同じような姿勢で正座をして、下を向いて、時々思い出したかのように涙をハンカチでふく。
 ふと桐生が起き上がって「こんな馬鹿なことしやがって」とキレるところを想像したけど、今のところ桐生は完全に死んでいる。
 だから、その心配はない。
 そんなことが起きれば、それはそれでとても愉快なことなのだが、桐生は期待を裏切って完全に死んでいる。
 さようなら桐生。
 死んでなかったら、こんな話はできなかったかもね。
 楽しかったよ。
 天国と地獄とどちらにいきたい?
 そう聞いておけばよかった。
 でも、どうでもいいか。
 どちらも対して変わらないだろうし。桐生は完全に死んでいるのだから。

  *

 女子生徒が屋上の手すりの外側に立っていた。
 怠い授業をさぼって屋上のさらに少し高い場所で昼寝を決め込んでいた僕は、少し強くなってきた風のせいで目を覚ました。
 それから腕時計で時間を確認して、そろそろ教室にでも戻ろうかと思っていると、その場面に出くわしたのだ。
 彼女はこちらに背中を向けて、手すりにもたれている。
 手を放すか、一歩前に出れば、五階にあるこの屋上から地上へ真っ逆さまに落ちるだろう。
「飛ぶの?」
 声をかけたのは、別に助けたかったわけじゃない。
 ただ、屋上の柵の外に出ながら立ち尽くしている彼女のことが、不思議だったからだ。
 落ちるなら落ちるでさっさとすればいいのに、どうして今さら迷うことがあるのだろう。
 彼女は、多分誰もいないと思っていたのだろう、声をかけられてビクリと体を震わせて振り返った。
 てんでバラバラの方向を見渡す。
 興奮しているのか、肩で息をしている。
 仕方ないな。
 いつも思う、この気持ち。
 誰かにいつかわかってもらえるだろうか。
 屋上の給水タンクのある最上階の端に立つと、彼女が僕を見上げた。
 見たことのある顔だ。
 いつも見ている顔とは少し違う気がするけど、でも、知っている。
 名前はわからない。
「何?」
 彼女は怪訝そうにして、僕に尋ねる。
 尋ねているのは僕なんだけどな、と思いながら、はしごを下りる。
「なんなの、あなた」
「別に」  
「別にって何よ」
 風が吹いて、彼女の髪が唇に張り付く。彼女はそれをうっとうしげに払っていた。
「飛ばないの?」 
少し近づいて、改めて聞く。
 彼女はきっと、屋上から投身自殺をしようとしているのだろう。
 そうは思ったけど、だからなんだ、という感じだ。
「あなたのせいで台無しよ」
「何が?」
「これがよ」
 彼女は体を返して、手すりを両手でつかんだ。
 彼女の目線が僕に突き刺さる。
「自己憐憫に浸っていたのなら――」
「そんなこと、言ってるんじゃないの」
 相変わらず、手すりの向こうから言う。
「独りで静かに逝こうとしたのに」
「独りで」
 言葉を繰り返すのは、僕の癖だ。
 彼女は露骨に顔を顰めた。
「きれいに死にたかったの」
「投身自殺はグチャグチャになりそうだけど」
「私の言う〝きれい〟っていうのは、きれいさっぱり死ねるってことよ。さっぱりと、きっぱりとね」
「それならもっと高いビルの方が確実じゃない?」
「マンションとかだと屋上に出られないでしょ。第一、住んでいる人が気味悪がるじゃない」
「学校だって一緒だよ。誰かが自殺した校舎なんかにいたくないんじゃないかな」
「みんなは気にしないわ。私が死んだことなんて、すぐに忘れてしまうから」
「まあ、そうだろうけどね」
 妙に納得してしまう。
「で、飛ぶの?」
「言ったでしょ、台無しだって」
 彼女はそう言って、スカートをめくりあげて器用に柵を乗り越えた。
 男子としては目をそらしておいた方がよかったのかな、なんて考えたけど、別に下着が見えたわけでもないし関係ないか、と思い直した。
「飛び降りるのはやめる」
「やめるの?」
「今日は、やめる」
 厭味ったらしく、ゆっくりと彼女が言う。僕をにらみつけて。
「どうしてこんなところにいるのよ。授業中でしょ」
「それはおまえも一緒だろ」
 どう見ても知っている顔だ。
 きっと同じクラスの誰かなんだろう。
 僕はクラスメイトに興味がないから、顔も名前もほとんど知らない。
 そんなもの知らなくても、何も困らない。
「同じクラスよね」
「多分」
 彼女はふうっと息をつく。
「なんなのよ、もう」
 そんなこと言われても困る。
 僕はただ、授業をさぼって昼寝をしていただけなんだから。
 彼女は長い髪を翻して歩いていくと、日陰へ無造作に座り込んだ。
「あなたもこっち来たら?」
 行く理由はないけど、行かない理由もない。
 僕は適切な距離をおいて彼女の隣に座った。
「なんだか変な感じ」
「そうだね」
「私、いつになったら死ねるのかしら」
「前にも死のうとしたの?」
 彼女は黙って制服の袖をめくりあげ、リストカットの痕を見せた。
 それは赤く太い蚯蚓腫れのようで、浅いためらい傷に囲まれた、一本の深い傷痕だった。
「よくドラマとかで手首を切って死んでいるシーンがあるけど、あれって嘘ね。結構深く切ってもなかなか血が出ないし、たくさん血が出たと思ってもわりと平気なの」
「そんなものかな」
「そうなのよ」 
 袖を戻しながら、彼女が溜息をつく。
「首吊りをしようと思ってママのスカーフを借りたの。それをシーリングファンに巻き付けて首を吊ったら、結び目がほどけて床に落ちたわ。そのせいでお尻に痣ができちゃった」
 今でも痛むのよ、とでも言いたげに、腰のあたりを擦る。
「あれこれやってみて、もうこれしかないって思ったの」
「学校の屋上から飛び降りる」
「そう」
サラサラと揺れる黒髪を白い指先で梳く。「大騒ぎになるよ」
「関係ないわ。だって、その頃には私は死んでるんだもの」
「君の死体を見てショックを受ける人がいるかも」
「私のせいじゃないわ。心が弱いのが悪いのよ」
「グチャグチャになった君の体を回収する人にとっては災難だ」
「あなた、なんだか気持ち悪い」
 害虫でも見るかのように、彼女が僕を見る。「私が死ぬのを止めたいの?」
「そんなこと、一言も言ってないじゃないか」
 断じて言ってない。
「なんだか非難されている気分になるわ」
「死ぬのって、非難されるようなことかな」 彼女はしばらく考えているようだった。
「そんなことはないわね」
 熟考した答えは、あっさりとしたものだった。
 彼女が好む、さっぱりとしてきっぱりとした答えでもある。
「でも私、飛ぶつもりじゃなかったわ」
「なんだって?」
「飛ぶのって、聞いたじゃない」
 言った気がする。
「〝落ちる〟じゃない? 普通」
「わからない。普通の定義が曖昧だから」
「あなた、定義とか曖昧とか、なんだか難しい言い方するのね」
「そうかな」
「そうよ」
 彼女はつんとそっぽを向いた。
 僕がどんな言葉を使おうと僕の自由じゃないか。それに、彼女の機嫌を悪くするために使っているわけでもない。
「理屈っぽい男って嫌い」
 名前も知らない女子に嫌われたところで、僕には何のダメージもない。
 彼女はくるりと僕を向いて、上目遣いに僕を見た。
「死ぬこと、考えたことある?」
「ない」
「本当に?」
「本当に。全く」
「嫌なことってないの? 嫌なことがあるから屋上なんかにいるんでしょ」
「確かに授業は退屈で嫌だから、ここで昼寝をしてたけど――だからって、死ぬほどじゃない」
「お父さんにDVされたりとかして、嫌になったりしない?」
「DVなんかないよ。万引きをした時、げんこつをくらったくらいかな」
「母親がアルコール中毒とか」
「正確には〝依存症〟だけどね」
「なんでそんなに詳しいの?」
「ニュースでやってた」
「そんな母親にDVされたりとか」
「ねえ、どうして僕が両親に虐待されなきゃならないの」
「知らないわ。なんだかそんな感じだから」
 〝そんな感じ〟で勝手にDV被害者にされてはたまったものではない。
「僕の両親は模範的な人たちだよ。声を荒げたりもしないし、モノを投げたりもしない。ご近所づきあいも良好だし、それぞれ趣味だって持ってる」
「両親のことを〝模範的〟なんて言う?」
「僕の自由じゃないか」
「まあ、そうね」
 風が、すぅっと吹く。
 彼女の髪が揺れて、よい香りがした。シャンプーかコンディショナーの香りだろう。
 彼女が長い髪を前に下ろして、シャンプーを丁寧に泡立てて髪を洗っている様子を想像する。
 だけど、そこに胸のふくらみとか陰毛とかは存在しない。
 ただ、長い髪を洗っているだけ。
 丁寧に、きれいに輝くように、泡を髪の毛になじませていく。
「私、いつか死ぬわ」
「そう」
「止めないの?」
「止める理由がないから」
「理由があったら止めるの?」
「わからない。――死にたければ、死ねばいいじゃないか。そんなの、個人の自由だ。誰かにどうこう言われることじゃない」
「でもあなた、さっき、ショックを受けるとか、死体を片付けるのが大変だとか言ってたわ」
「事実だよ」
「死ににくくなるわ」
 彼女は唇に指をあてて沈黙して、何か思いついたように突然顔を上げた。
「樹海はどう?」
「樹海って、富士山の樹海?」
「そう。自殺っていったら、樹海じゃない?」
「樹海は自殺防止の人たちがパトロールしているよ。それに遊歩道みたいに整備されてる場所だってあるし、昼間にいくと結構人がいる」
「樹海に行ったことがあるの?」
「知り合いがね」
「そう。その知り合いは何をしに樹海にいったの?」
「肝試し」
「幼稚ね」 
にべもなく彼女が言う。
「樹海でも、君が好むような、きれいさっぱり、という死に方はできないんじゃないかな。虫とか結構いるし、蛇とか、ネズミとか」
「気持ち悪い」
 今度は僕のことじゃないよな?
 そう思いながら、嫌悪に顔を歪ませる彼女を見る。
 普通にしていれば、端正な顔をしている。
 なんだか作りものめいて見える感じもするけど、それは目鼻立ちがくっきりしているからだろう。
 その顔立ちのせいか、どこか大人びて見えた。
「あーあ、死ぬのってバカバカしい」
 さっきまで投身自殺を決意していた女子とは思えない言葉。
「色々考えなきゃならないし、結構面倒くさいし、いざとなったら邪魔が入るし」
 ジロリと睨まれる。
 僕はそこまで悪いことをしたのだろうか。
 ただ「飛ぶの?」と、ほんのささいな好奇心から尋ねただけだっていうのに。
「人生は長い。死ぬチャンスはいつでもあるよ」
「そうね。考えてみれば、急いで死ぬ必要もないかもしれない」
 彼女は背筋を伸ばす。 
「あなた、なんていうの」
「何?」
「名前よ」
 僕は自分の名前を言った。
 彼女は知っていただろうか。
「そう。私は桐生つかさ。“つかさ”って変でしょ。よく男と間違われるの」
 名付け親のセンスについて大いに不満を抱いていることは伝わってくる。
「ほんと、嫌になっちゃう」
 彼女にとって、この世界は本当に嫌なことが多いみたいだ。
「先に戻るわ。あなたは時間をおいてから戻ってよね。一緒にいたって思われたくないから」
 彼女は一方的に言うと、さっさとドアを開け行ってしまった。
 僕は一人残されて、横になった。
 昼寝の続きをしようと思ったからだ。

  *

 どうだ、桐生。
 きっぱり死ねたのかな。
 桐生の棺桶は葬儀社のワゴン車に乗せられ、長いクラクション音と共に葬儀場を去っていった。
 ワゴン車は遺体焼却場へ行く。
 彼女の体は骨まで焼き尽くされる。
 これで桐生もさっぱりした気分になれるだろう。
 おめでとう、桐生。 
 
  ――了――

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