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歌舞伎座

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歌舞伎を見に行った感想です。
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2024年7月の記事一覧

七月大歌舞伎『裏表太閤記』 梅雨明け前の夏着物は、化繊に自然布の帯が鉄板か?

七月大歌舞伎『裏表太閤記』 梅雨明け前の夏着物は、化繊に自然布の帯が鉄板か?

「和服姿でエライ」と言いたくなるような荒れたお天気の日。澤瀉屋の『裏表太閤記』を松本孝四郎が再演するということだけを知り、予習もせずに観に行った。描くのは太閤秀吉の出世の裏で起きたドラマだ。「想定外」の連続に驚き、クチをあけて楽しんだ。歌舞伎座ではタブレット式字幕も扱っていて、歌舞伎なのに史実の役名なのも、インバウンド対応なのだろうか。ちなみに、新春にやる忠臣蔵は役名変わらずなのね。

序幕の一場

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