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裁縫 - 娘(5才)に「かぼちゃパンツ」を作ってみました

先日、娘(5才)と一緒に
近所のショッピングモールに行ってきたのですが、
そのモールに入店している手芸屋さんがセールをしていたので、
「ちょっとだけ見ていい?」とことわって、
手芸屋さんで生地を見てきました。

娘には「いつも”ちょっと”といって長いんだからさ」と
嫌味を言われながらも、入店OKが出たので、
セールになっている生地を一枚づつ見ることにしました。

ざっと見た結果、
僕的にはセール品の中には、あまりピンと来る生地がなかったので、
店を出る前に念のため、店内で一人でかくれんぼをしていた娘を呼び、
「パパはいいと思う生地がなかったんだけど、●●(娘の名前)ちゃんは気に入った生地ある?」と聞きました。

すると、
「あるじゃん!こんなにいい生地ないよ!超かわいい!」と
かなりテンション高めに1つの生地を選んできました。

それがこれです。

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僕一人では絶対に選ばなかったであろう、ハートの生地でした。

生地がかわいすぎて、
この生地を使って、外で着れる服を作れる自信がなかったため
ちょっと購入するのには抵抗があったのですが

娘に猛烈に購入を促されたのと、
値段もすごく安かったので(298円)、結局買うことにしました。


この生地を買ったのは確か、先週か先々週だったのですが、
しばらく棚の上に放置していました。

すると、昨晩ついに娘から、
「パパ、いつになったらハートの生地使って作るの?」
「作るって約束したよね?」
「作るって言ったのはうそだったの?」
と、いきなり怒涛の口撃を受け、、
急遽作ることにしました。

子供用の服は初めて作るし、
ミシンを使ったのも記憶では小学生以来なので、
(手縫いは、最近でも破れたスラックスを修理するためなど、していました)
娘が寝た後、20時半から
Youtubeで子供用の服の作り方を調べまくり、
まずはパターンのイメージを書こうと、
次の絵を書きました。

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どこがどの部分になるのか、この図を見てもわからないですよね。
(ぼくも何やらわからず、書いていました)

そして、とりあえずこの絵の通りに、生地を2枚重ねにして切ります。

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そしたら、右端と左端をくっつけて、

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各左端をミシンで縫っていきます。
この時、ゴムを通す部分にはミシンをかけないように注意して縫っていきます。

縫ったら次は、次はゴムを通す空洞をつくるために、
アイロンで折れ目を作っていきます。
(そういえば、この辺りからちょっと楽しくなってきて、テンションが上がってきました)

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アイロンもたまにあてると、楽しい・・

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2枚ともアイロンをあてました。
いい歳のおっさんが、夜中に一人でハートの生地にアイロンをあてる・・
シュールだなぁと思いながら眺めていました。

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折り目をつけた部分を縫って、
次は2枚の生地を縫い合わせます。

この辺りから、ミシンの速さを調整するペダルも
ベタ踏みで(フルスピードで)できるようになっていました。
(我ながら上達が早い、と思いました)

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そんなこんだで、
途中でお酒を飲みたくなる気持ちも抑え(完成したら祝杯をと思い、それを糧に頑張っていました)、
あとはゴムを通すだけになりました。

でも、ゴムを通す部分を細く縫いすぎて、
結局(写真に写っている青い糸通しは使わず)、
ゼムクリップをペンチで折り曲げて、
糸を通しました。

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そして、これが完成品です。


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途中から薄々感づいてはいたのですが、、、
胴の部分が長すぎて、

なんだかダックスフンドみたいなイメージの
かぼちゃパンツになりました。。

朝から妻には「ダックスフンドみたい」と笑われたので、
娘には、寝ている間にこっそり履かせておきました。
(もしかすると、嫌がられて二度と履いてもらえないかもしれないと思ったので)

そしたら、今朝、娘はおきてすぐに、
履いているパジャマがハート柄のズボンに変わっているのを見て、
「昨日作ってくれたの?うれしい!」と
満面の笑みでお礼を言ってくれました。

作って本当によかったです。

次また作ることはあるのか、
生地がまだ余っているので、
また求められたら作るかもしれないです。

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