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東京で働くサラリーマン

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最近の記事

Valuation - How to Compute Terminal Value

久しぶりに受けなければいけない講座があるので、Valuationの復習をしていたのですが、すっかり忘れかけてしまっていたので、備忘のためにメモすることにしました。 昔は企業価値や無形資産価値などファンド関係の仕事でやりまくっていたのに、何年もやってないとこうも忘れてしまうものかと、自分の記憶力に少し寂しくなってしまいました(その代わり、最近はDIYにはまっていて、丸ノコの使い方や、天井の張り方など、全くこれまでと違うスキルが身に付き始めているので、そっちでは少し自信がわいてき

    • マティスの「低木」は2種類ある?

      インテリアとして定番のマティスの「低木」という絵画ですが、 買おうと思ってネットで検索していたところ、 よく見ると販売者によって微妙に違う・・・ 絵自体は、大きく2種類あって、 細かい点を言うと、同じ絵でもサインが違うのも散見されます・・ どの販売サイトを見てみても、作品の説明もないし、購入者のレビューを見ても誰も気にしていないように見受けられます・・ また、「マティス/低木/二種類」とか「マティス/低木/偽物」とか調べても、誰も言及していない・・ 一体、どうなってんだ

      • Power BI - 3つ以上のテーブルを1つのレポート上でボタンで切り替えながら表示したい場合

        こんばんわ。 最近引越しの準備でドタバタしています。 以前書いたこちらの記事で言及していた、 「3つ以上のテーブルを、3つ以上のボタンで切り替えながら1つのグラフ上に表現する」方法として、 1. テーブルを統合する方法 2. HASONEVALUE関数とSWITCH関数で切り替える方法 などがあると記載していたのですが、 そのほかにどんなやり方があるかなぁと少し考えてみたら、 もう1個思いつきました。 3. VARとRETURNで目的の値を個別に集計後、合算するメジ

        • Power BI - 特定の文字列が含まれているか判定するM関数(Text.Contains関数)

          Excelだったら IF関数と「*」(ワイルドカード)を使ったり、 FIND関数やSEARCH関数を使えば、 セルの中に特定の文字列が含まれているか判定できます。 Power BIのクエリエディターで特定の文字列が含まれている行を判定したい場合は、Text.Contains関数を使います。 具体例ちょっとダサい例ですが、このような売上の管理簿があったとします。 このテーブルのComment列に「セール」と書かれた文字列を含んでいる行だけに、フラグを立てるというのが目的で

        Valuation - How to Compute Terminal Value

        • マティスの「低木」は2種類ある?

        • Power BI - 3つ以上のテーブルを1つのレポート上でボタンで切り替えながら表示したい場合

        • Power BI - 特定の文字列が含まれているか判定するM関数(Text.Contains関数)

          Power BI - 特定の1列の中の、条件にあった行だけのデータセットを1列抜き出したいとき

          同じ列の中にレコード(行)の属性情報があり、 その属性に応じて列を作りたいと思うことがありました。 エクセルでしたらPivot tableで一瞬でできちゃうことですが、 Power BIでもできるのかなと思って、メジャー作ってみたらできたので 備忘のために書いておきます。 扱ったデータの形取引先との契約状況をまとめたデータテーブルです。 特徴はどんな「契約種別」が一列にまとめられているので、 その日付情報(「契約(解約)日」)も1列にまとまっちゃっているという点です。

          Power BI - 特定の1列の中の、条件にあった行だけのデータセットを1列抜き出したいとき

          Power BI -フォルダ内のファイルを一括取得(最新のファイルだけ取得)する方法

          同一形式のファイルが毎月、毎週、毎日生成されるような場合、 それらのファイルを「一括で取得」して、 更新のたびに「自動でマージして処理」したいことがあると思います。 このような処理をする場合は、(簡単に行うためには)以下の条件があります。 1. 各ファイルが同一フォルダにあること 2. 各ファイルのデータフォーマットが同一(※)であること 3. ファイル形式が類似(※)していること (※) データフォーマットが同じであれば(例えばエクセルだと、同一のセル番地に、同種類の

          Power BI -フォルダ内のファイルを一括取得(最新のファイルだけ取得)する方法

          Power BI -「日付の階層」で表示させたくない場合

          日付データで構成された列を、例えば視覚化「テーブル」に組み入れた場合、 指定していないのに勝手に階層化された日付が自動で表示されます。 今まではデータテーブル(※1)に含まれる「日付データ」は、 マスターテーブル(※2)として設定したカレンダーテーブル上の「日付」でリレーションシップを設定しているので、特に問題になりませんでした。 (※1)過去の記事でも何度か書いていますが、データテーブルは、分析対象のデータです。毎日の売上データなど、企業の活動や毎日の温度変化など、積み

          Power BI -「日付の階層」で表示させたくない場合

          Power BI - クエリ上の既存のテーブルに1行だけ追加する方法

          「データテーブルにフィルタをかけたいのに、 フィルタ用のマスタテーブルに必要な項目が1個だけ足りなくてもどかしい」 と、思うことがちょくちょくあるのは、僕だけでしょうか。 会社のシステムがいけていないので、 社内の他の部署の誰かが作ったテーブルをちょくちょく拝借しまくって、 Power BIのレポートを構築している僕としては、 他の部署の誰かに「そのマスタテーブルをちょっと編集してよ」と 何回もお願いするわけにはいかず(最初のころはお願いしまくっていました)、 したが

          Power BI - クエリ上の既存のテーブルに1行だけ追加する方法

          Power BI - M言語やDAX関数でエクセル関数のLEFT、RIGHT、MIDをどうかくか

          普段エクセルをいじっている人がPower BIで文字列や数字から 部分的に文字列や数字を抽出したいとき、迷うと思います。 僕も久しぶりにM言語やDAX関数で 文字列や数字から部分的に抽出して日付を作りたいときなど、 迷ってしまいます。 まとめExcel関数とM言語とDAX関数のそれぞれの対応関係は以下の通りです。 ExcelとDAXは同じで、M言語だけ異なります。 具体例次に、よくある(?)ファイル名称に埋め込まれている日付を表現する文字列から、日付を作成したい場合の書

          Power BI - M言語やDAX関数でエクセル関数のLEFT、RIGHT、MIDをどうかくか

          Power BI - グラフに条件付き書式を設定する

          つい先日、会社で個人別の営業成績をPower BIで確認したいというニーズが出てきました。 そういうニーズはあるんだろうなと思っていたので、 以前から簡便的に(自分の好きなテイストで)1ページ作っていたのですが、、 僕の趣味がちょっと強く出すぎて(汗)、 ほかの人から見ると少し見づらいようでした。 そこで、今回はもっとシンプルにしよう!と思い直して、 基本的なレポートに作り直しました。 コンセプトは「一番頑張った営業部員が一番目立つようにする」という点です。 完成し

          Power BI - グラフに条件付き書式を設定する

          Power BI -列の中の各行の値を列全体を見ながら判定する ("VAR"の使い方例)

          サンプルデータ 上記のようなお買い物履歴のテーブルがあったとします。 このテーブルで、例えば、 「11月6日に買った購入点数は何個か?」を計算したいとき、 DAXではどのように書けばいいのか、迷うと思います。 (ちなみに答えは、マグロとねぎを買っているので、「2個」になります) 一応、計算式をイメージすると、 ・「11月6日」という調べたい特定の日付と ・その日付が掲載されている「日付」列を 数式の中に入れないと計算できないだろうというところまでは 分かると思います。

          Power BI -列の中の各行の値を列全体を見ながら判定する ("VAR"の使い方例)

          Power BI - 知らないM関数でも簡単に理解して使う方法(例:一意の値が載ったリストが欲しい時)

          Power BI desktopでDAX関数で色々とメジャーを作りだしたら、 次は、「M言語も理解したいなぁ」という気持ちがわいてくると思います。 でもM言語は、リファレンスを見ても、 ちょっととっつきにくい雰囲気がありますよね。 でも! ありますよ! 実務をしながら、理解を深める方法が! と、大げさに言いましたが、 僕が勝手に感動しているだけかもしれません。。 その方法を先に書くと、 クエリエディタで =M関数 と書くだけです! 以下、具体例を書いてみます

          Power BI - 知らないM関数でも簡単に理解して使う方法(例:一意の値が載ったリストが欲しい時)

          Power BI - クエリエディター上でM言語を使ってカレンダー(日付)テーブルを作るには?

          Power BI DesktopのクエリエディターやExcel のPower Queryで、 DAX関数ではなく、 M言語を使ってカレンダーテーブル(連続した日付のテーブル)を作る方法について書きます。 Power BI desktopでは、 特にクエリエディター上で日付テーブルを作らなければいけなくなるケースはあまりないと思うのですが、 Power BIのクエリエディタと同じ位置づけの、 Power Query(Excel)では、クエリエディタ上で作成したくなる場合が

          Power BI - クエリエディター上でM言語を使ってカレンダー(日付)テーブルを作るには?

          Power BI - クエリ画面でグループごとの最大値を出力する方法 Table.Max

          その日一番売上を上げた営業マンを特定したり、 その日の最終的な預金残高を銀行明細から特定したり、 特定の列に記録された同一グループの中から、 最大値(もしくは最小値)を抜き出すにはどうすればよいでしょうか。 DAX関数を使用するのであれば、 CALCULATEやMAXなどを使用すれば、 なんとなくできそうなイメージを持てると思うのですが、 M言語(クエリエディター上)で、 特定の列に記録された同一グループの中から、 最大値(もしくは最小値)を抜き出すとなると、 ちょっと

          Power BI - クエリ画面でグループごとの最大値を出力する方法 Table.Max

          在宅勤務が長期化してきたので、自宅のPCモニタを6台に増やしてみた

          数週間前から検討していたPC用のモニタの増設をやっと完成させました。 もともと持っていたLenovoのノートPC では、 最大でもintelの標準的な接続可能モニタ数である3台(別途アダプタを購入する必要がある)だったので、 Dellのinspiron 3881という型番のデスクトップPCをモニタの増設目的に購入したのですが、 モニタを6台で運用することは、基本的にどの大手PC業者(Dell、HP、Lenovo等)も想定していないため、 自己責任で部品を買い集めました。

          在宅勤務が長期化してきたので、自宅のPCモニタを6台に増やしてみた

          Power BI -「IF」をDAX関数で書く場合とM言語で書く場合

          Power BI desktopで「IF式」を書きたくなった場合、 それがQuery Editor上なのか、 Query Editorを閉じた後のデータ画面上なのかで、 書き方が変わります。 という違いが前提としてあるので、当然なのですが、 「IFって括弧を付けるんだったっけ?」 とか 「IFの後に、Then とか else てどっちが書くんだったっけ」 と たまに戸惑ってしまうことがあります。 なので一応、考えてみたのですが、 こう覚えておけばよいのではないかと。

          Power BI -「IF」をDAX関数で書く場合とM言語で書く場合