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たった1つか2つの本質を抽出して、それを磨き上げよ。【読書感想文】

クライアントがコンサルタントに期待しているのは、単なる情報の積み重ねではなく、そこから抽出された本質である。「つまるところ、なぜOOOなのか?」という、クライアントのシンプルな質問にズバリ答えることが、クライアントに対する貢献であり、コンサルタントのValueである。本質を抽出するためには高い視座が必要であり、その視座を得るために必要なのは情報量ではない。事象の抽象化と具体化を繰り返し、「要はこういうことか!」という本質をいち早く見極め、言語化することだ。そして勇気を持って本質的でない部分を切り捨てることだ。せいぜい1つか2つしかない本質を丁寧に磨き上げる行為こそが「考える」ということである。


大石哲之
コンサル一年目が学ぶこと

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